主要施設は“フリーパス!”でも移動は「このバスだけです」 高コスパで新感覚なJR西の「金沢tabiwaパス」
JR西日本グループは、金沢市内の観光施設の入場券と路線バスの乗車券がセットになった「金沢tabiwaパス」の販売を開始すると発表しました。
2日間で5つの観光施設と市内バスが乗り放題
JR西日本グループは2025年6月9日、金沢市内の観光施設の入場券と路線バスの乗車券がセットになった「金沢tabiwaパス」の販売を開始すると発表しました。

「金沢tabiwaパス」は、兼六園や金沢城公園、ひがし茶屋街の懐華樓など、金沢を代表する観光スポット5か所への入場券と、指定エリア内の路線バスが2日間乗り放題になるフリーパスがセットになったチケットです。
利用には、JR西日本の観光ナビアプリ「tabiwa by WESTER」をダウンロードするか、Webサイトからの購入が必要です。利用開始日の1か月前の午前10時から当日まで購入可能で、アプリ画面を提示することで観光施設への入場やバスへの乗車ができます。
これまでも「金沢市内1日フリー乗車券」が提供されており、25か所の観光施設で割引が受けられ、電車の一部路線も利用可能でした。しかし今回の新パスでは、対象スポットを路線バスで巡ることができる5か所に限定することで、よりコストパフォーマンスよく観光できる内容となっています。
指定エリア内では、西日本JRバスおよび北鉄バスの「城下まち金沢周遊バス」を利用できます。金沢の主要観光施設と交通手段が一体となったこのバスは、効率的に市内を巡りたい観光客にとって利便性が高く、周遊観光の促進にもつながることが期待されています。
「金沢tabiwaパス」は、2025年6月10日から2026年3月31日まで販売され、価格は大人1500円、こども820円です。購入日から2日間有効で、利用可能期間は2026年4月1日までとなっています。
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