悲劇の映像「エア・インディア機墜落事故」一体何が? 事故機の型式は「墜落ゼロ」いまわかっていること

離陸直後のエア・インディア便が、離陸直後に爆発炎上し、世界中にその瞬間の映像が流れるショッキングな事故を起こしました。その直近の状況から、わかっていることや、疑問点をまとめてみます。

事故原因はいまは“不明”

 インド西部の都市アーメダバートで12日午後、離陸直後のエア・インディア171便のボーイング787-8(登録記号VT-ANB)が墜落しました。171便は一旦上昇した後すぐに降下、市街地で爆発炎上し、世界中にその瞬間の映像が流れるショッキングな事故となりました。原因の特定は専門機関の判断に委ねられていますが、日本時間6月13日現在でわかっていることや、疑問点をまとめてみます。

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エア・インディア機(画像:Colin Cooke Photo[CC BY-SA 2.0〈https://www.flickr.com/photos/cooke1/51828962042/in/photostream/〉])。

 英ガトウィック空港へ向かうエア・インディア171便が事故に遭ったのは、現地時間12日午後1時30分ごろ。乗客乗員242人のうち、救出されたのは1人。地上で巻き込まれた犠牲者もいるということです。

 国際航空データベース「Aviation Safety Network」、国内外の報道、そして、航空機追跡サイト「フライトレーダー24」の情報から、171便は全長3500mの滑走路を北東から北西に向かって離陸。上昇を始めて12秒後に高度を失い、高度190メートル、速度は時速322キロとなった後に記録が途絶えました。今回の事故は787にとって初の全損事故ですが、事故機であるVT-ANBが製造されたのは2013年。装備されたエンジンはゼネラル・エレクトリック社製の「GEnx-1B64」となっています。

 何が運航に悪影響を与えたか、一般に気象、機体、エンジンのほか、操縦・整備・管制に絡む人的要因が思い浮かびますが、気象については風速風向と視界は悪くなかったというデータもあることから、事故に気象条件が絡んだという可能性は、あくまで現状では低そうです。

 ですが、既にインターネットで広まっている事故の瞬間の映像を見ると、いくつかの疑問が出てきます。

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