消える「東京メトロ唯一の座席」 南北線開業から四半世紀、初期車両リニューアルで

南北線らしくなった車内 各車両にフリースペース、エアコンの「冷えすぎ」防止策も

 リニューアルされた南北線9000系の車内は、乗降用ドアと座席の仕切り部分に同線のラインカラーである「エメラルドグリーン」のアクセントが加えられ、床もライトグリーン系に。外観同様、ひと目で「南北線」だと分かるようになりました。

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ラインカラー「エメラルドグリーン」を用いるなど、南北線らしくなった9000系リニューアル車の車内(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 そして座席の仕切り部分が、座っている人とドア横に立つ人の干渉を防ぐよう大型化されたほか、優先席部分のつり革を低くする、ドア上の案内表示器をシンプルなLEDからより多くの案内、情報を提供できる液晶モニター(2台)にする、車いすやベビーカー、大きな荷物を持っての乗車を考慮し、6両編成の全車両にフリースペースを1か所ずつ設けるなど、快適性向上が図られています。

 また夏、すいている電車に乗ったとき、冷房の効きすぎで寒いと感じたことのある人、少なからずいるかもしれません。リニューアルされた9000系では、乗車率が低い場合に送風機の運転を「低速」にし、“冷えすぎないようにする”という改良も行われました。

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各車両へフリースペースが設置された南北線9000系のリニューアル車(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 省エネ化も図られています。線路上空の架線から取り入れた電気の電圧などを変換し、車内の照明や冷暖房に使える電気を作る「補助電源装置(SIV)」に、「並列同期/休止運転方式」を採用。車内で必要とされる電気が少ないときは、6両編成に2台搭載しているSIVのうち、1台を自動的に休止することで、無駄なエネルギーを使わないですむようにされました。

 電車は、線路上空の架線から取り入れた電気を、そのまま車内の照明や冷暖房に使うのではありません。ちなみに、南北線の架線に流れているのは直流1500ボルトの電気です。

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コメント

11件のコメント

  1. 個人的には南北線の車両は相鉄直通後に10両編成が運行されるようになったら全ての編成の一部車両に転換クロスシートを入れた方が良いと思う。
    南北線や三田線の容量だと10両編成なら入れても問題ない混雑率だから。
    それに相鉄車両もクロスシートを入れるから余計にそう感じる。

    • 東京の過密を何とかしてほしいものですが、行くならせめて長距離通勤者に配慮してほしいですね。

  2. 乗車時間の短い地下鉄のクロスシートの廃止がそんなに大きなトピックとは思わない。
    それよりも、乗車時間の長いローカル線車両のロングシート化の方が余程問題だ。

    • ローカル線で古っっくさい国鉄時代とかの車両が走り続けてることがそれ以前の問題。旧車好きのマニアしか喜ばない。

  3. 先月まで10年ほど、クロスシートは、始発の特権で御園からよく使ってました。最近のスマホのガキの肘攻撃が少なくてよかったのに。残念です。
    8両に早く増やさないのかな?

    • 使わなくても同じ事で返して邪魔な事に気付かせて辞めさせれば、みんなの為に成るんだよ。

  4. 2020年のオリンピックまでにクロスシートがなくなるのは残念だけどフリースペースが増設されるのは混雑緩和対策の一環なので仕方ありません。南北線のラインが上部に付くのは5次車以来で車番が移設されないのは残念です。

  5. 見出しの内容を最終ページに載せてクリックを稼いでるが、思ってた事と違ったら欺されたと感じて、次は無視される事に気付いて無い。

  6. 中間車が2次車で先頭車のみ一次車の編成はリニューアルの対象外じゃなかったかな?
    両先頭車のクロスシートのみ撤去するとか?

  7. 真夏の浦和美園方面によく乗車しました。
    外気が30度以上あるときでも車内は冷蔵庫なみに冷えており
    三分もすると鳥肌、武者震いがとまらない電車でした

  8. 特急らしくない