中国軍 史上初めて複数の空母艦隊を展開した理由を発表! まるで『トップガン』な戦闘機の発艦作業も公開

つの空母艦隊が合同演習を実施したのは今回が初めて。

近づく外国軍艦←それ自衛隊の護衛艦ですよね

 中国人民解放軍海軍は2025年6月30日(月)、空母「遼寧」と空母「山東」、双方を中心とした2個空母艦隊が洋上戦闘訓練を完了し、無事に母港へ帰還したと発表しました。

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中国海軍の空母「山東」(画像:中国人民解放軍海軍)。

 説明によると、2つの空母艦隊は西太平洋の海域に進出し、そこで随伴する補給艦や駆逐艦などと連携し、互いに艦隊として対抗演習を実施したとのこと。偵察や早期警戒、攻撃に対する防御、対艦攻撃、洋上防空、および空母搭載機(艦載機)の昼夜を横断した戦術飛行の研究および訓練を行うことで、「遼寧」と「山東」の両空母艦隊とも戦闘能力を効果的に向上させたとしています。

 また、2つの空母艦隊が合同演習を実施したのは今回が初めてであり、このような訓練航海は、年次計画による定期的なものとしています。

 一方で、訓練中に外国軍艦や航空機が偵察、追跡、監視のために繰り返し艦隊に接近してきたものの、常に高い警戒態勢と即応性を維持することができたとも説明しています。なお、この外国軍艦や航空機というのは、護衛艦や自衛隊機のことを指すと思われます。

【写真】まるで映画『トップガン』みたいな中国空母の甲板作業員

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コメント

1件のコメント

  1. 小見出しの前にある序文『つの空母艦隊が合同演習を実施したのは今回が初めて。』は「2つの空母艦隊が合同演習を実施したのは今回が初めて。」の誤りではないですか。