護衛艦が「中国空母から戦闘機が発艦する瞬間」を激写!“機動部隊”が沖縄本島と宮古島の間を航行も
中国版の機動部隊、かなり速いペースで戦力化が進んでいます。
空母「遼寧」艦載機の発着は計約700回に
防衛省・統合幕僚監部は2025年6月20日、中国海軍のクズネツォフ級空母「遼寧」「山東」など、複数の艦艇が太平洋を航行していることを確認したと発表。空母から艦載戦闘機が発艦する瞬間を捉えた画像も公開しました。

防衛省によると、6月17日から19日にかけて、空母「遼寧」の艦載戦闘機及び艦載ヘリによる発着艦を計約150回確認したとのこと。なお、5月25日~29日、6月8日~11日、14日~16日までの実績を含めると計約700回に達したとしています。
空母「山東」は、6月17日から19日にかけて、艦載戦闘機及び艦載ヘリによる発着艦を計約120回確認。6月9日~16日までの実績を含めると、計350回に達したそうです。
その後、空母「遼寧」とルーヤンIII級ミサイル駆逐艦2隻(艦番号121、122)、レンハイ級ミサイル駆逐艦2隻(艦番号101、104)、フユ級高速戦闘支援艦(艦番号901)の計6隻が沖縄本島と宮古島の間を航行し、東シナ海へ向かったと報告しています。
これに対し自衛隊は、護衛艦「むらさめ」「いかづち」、補給艦「とわだ」により、警戒監視・情報収集を実施。また、中国空母の艦載戦闘機に対しては、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなどの対応を行ったとしています。
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