「歴史上最も美しいデザインの旅客機」どんなもの? フツーとは明らか違うルックス 機齢は“75年超”…復活経て空の祭典に降臨へ

日本の航空会社への納入はありませんでした。

マッカーサー専用機にも

 2025年7月21日よりアメリカ・ウィスコンシン州で開催される航空ショー「EAA エアベンチャー・オシュコシュ」に、ロッキードがかつて開発した航空機「コンステレーション」が展示される予定です。同ショーを主催するEAA(実験機協会)は、この機体を「歴史史上最も美しい旅客機デザインのひとつだ」、さらに「20世紀でもっとも象徴的な機体のひとつだ」と称しています。どのようなものなのでしょうか。

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ロッキード「コンステレーション」(画像:EAA)。

「コンステレーション」は1943年に初飛行。形状は、一般的なプロペラ旅客機とは一線を画すものです。胴体尾部には、3枚の垂直尾翼がならび、胴体も一般的な筒状ではなく、細い機首から中央部にかけて直径が太くなり、主翼後方から後部にかけてまた細くなるというもの。そのデザインは「やじろべえ」のようにも見えますが、当時はその儚げな外観から「空の貴婦人」と呼ばれました。

 同機は、戦後のプロペラ旅客機全盛時代における花形機種のひとつだったものの、ジェット旅客機の出現にともなうような形で1958年をもって生産終了に。なお、ユニークな外観と客室で大ヒット作となった「コンステレーション」ですが、日本の航空会社での採用はありませんでした。

 今回展示される「コンステレーション」は1949年1月にアメリカ空軍に納入された「バターン号」という機体です。その後VIP輸送機へと改修され、ダグラス・マッカーサー将軍の専用輸送機として使用されています。その後、NASA(アメリカ航空宇宙局)を経て1970年に退役し、アメリカ陸軍航空博物館などに保管されていましたが、2015年にエア・レジェンズ財団がこの機体を購入。修復作業を経て2023年6月に修復後の初飛行に成功しています。

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コメント

1件のコメント

  1. 亡父は戦後直ぐに海外との貿易で世界を飛び回っていましたが、

    その当時に飛んでいた飛行機の一つがこのロッキード・コンステレーションでした。

    でもまもなく大陸間飛行は4発プロペラのDC6や7(これも短命)となり、さらにはジェットエンジンのDC8やB707となり、子供の小生がコンステレーションを日本で見ることは無いままとなってしまいました。

    ジェットの時代になり、時速1000キロの空気抵抗と高度1万メートルでの安全のためにはコンステレーションのような美的注目を集めるデザインは許されなくなったのでしょう。

    おりしも世界初のジェット旅客機コメットがプロペラ機時代の設計故に空中分解してしまったのが世界の耳目を集めてしまったのですから。

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