浜松だけの名物「空飛ぶ新幹線」見納めへ 本物の「D・E席」や時計も販売
引退迫る新幹線車両、そこで使われていた実物が
「新幹線乗務員用時計」は、正常な動作は保証されませんが、裏面に「JR東海」や所属運輸所などの刻印がある、乗務員が実際にかつて使用していたもの。こちらは東海道新幹線で初の販売です。
このほか、さまざまな行先などが書かれた700系「行先表示器の字幕」(ロールの状態)、700系の車掌室で使用されている「折りたたみ椅子」、700系の車両連結部分にある「車両銘板」(JR東海のものと製造会社のもの)が販売されます。1999(平成11)年に登場し、2019年度で東海道新幹線から引退する予定の700系。記念の品としても価値があるかもしれません。
これら部品の販売は、10時25分から12時55分までに行われる4回の「車体上げ・載せ実演」終了後、それを観覧した人を対象に行われます。ただ、数に限りがあるためすべて抽選販売(現金のみ)になるほか、「車掌室折りたたみ椅子」と「客室座席(普通車)」は10時25分の回のみでの取り扱いです。価格は9月4日(日)現在、「調整中」とのこと。
このたび行われる「さよなら車体上げ・載せ作業実演」イベント、JR東海は「この2日間が本当の見納めです。ぜひご来場ください」としています。
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