知られざる学び舎「防衛大学校」歩くたびに驚がくと怒涛のドキドキが! 漫画家がイラストで解説してみた
]幹部自衛官を目指す学生が集う場所、防衛大学校を取材してきました。図書館や資料館、学生舎まで、ひたすら発見とドキドキが目白押しでした。
6、7月にオープンキャンパス/11月は開校祭も
こうした規律正しい生活の中にも、大学生らしいお茶目さはそこかしこに見られます。週番の名前が書かれたホワイトボードには、名前の下に「ハンバーガー」「プロテインお願いします」など各々の希望する差し入れが書いてあったり、掲示物ではっちゃけてみたり、置かれた状況に順応して楽しむ余裕が見られたのはさすが「幹部自衛官のタマゴ」といったところでしょうか。

もちろん全員が全員、順応できるわけではないですが、さまざまな困難をフォロワーシップで乗り越えた絆は卒業後にとても大きな財産となるのだそう。寝食をともにした仲間の大切さを、職員の皆さんも誇らしげに語ってくれました。
1学年は夏になると遠泳訓練が始まり、いよいよ体力勝負の学生生活が本格化します。大きな声で挨拶をしてくれた学生さんのまだ幼さが残る表情も、やがて逞しく成長するのでしょう。子供を持つ親としても、さまざまな思いが胸に残る取材となりました。
毎年11月には開校祭も開催されているので、ぜひ訪れて学生たちの頼もしい姿を目に焼き付けてください。
最後に、貴重な取材の機会をいただき、ありがとうございました!
Writer: たいらさおり(漫画家/デザイナー)
漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。
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