リニアと関係あります!? JR東海がなぜか“川崎”で「縄跳びイベント」を共催したワケ 実は社員にスゴイ人が

JR東海は2025年7月26日、川崎市と日本ジャンプロープ連合と共同で、ジャンプロープ競技の体験イベント「Jump Rope Challenge」を開催しました。会場にはリニア事業を紹介するブースも設けられましたが、「リニア」と「縄跳び」の“意外な”共通点とは何なのでしょうか。

“電光石火”な「リニア」と「ジャンプロープ」に、子どもたちが大盛り上がり

 JR東海は2025年7月26日、川崎市と日本ジャンプロープ連合と共同で、ジャンプロープ競技の体験イベント「Jump Rope Challenge」を開催しました。このイベントは、7月27日に神奈川県川崎市内で開幕する「ジャンプロープ世界選手権大会」に合わせて行われたもので、会場のラゾーナ川崎 ルーファ広場(神奈川県川崎市)では、子ども連れを中心に多くの人々でにぎわいました。

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川崎市で開催されたジャンプロープのイベント「Jump Rope Challenge」の一画に設けられたリニア中央新幹線ブース(乗りものニュース編集部撮影)

 ジャンプロープはその名の通り“縄跳び”の競技。大会では1人で跳ぶ「シングルロープ」をはじめ、複数人で同時に2本のロープを跳ぶ「ダブルダッチ」や「長縄」など、さまざまな種目が競われます。世界大会は2年に1度開催されており、日本での開催は今回が初めて。世界34か国から約2000人の選手が集結し、“縄跳び世界一”の座を争います。

 イベントでは競技種目のうち「ダブルダッチ」などが体験できるブースが設けられたほか、世界大会の出場選手による、ダブルダッチとシングルロープのエキシビジョンパフォーマンスも開催。各国の選手が40秒間に跳んだ回数を競う「40秒計測チャレンジ」のデモンストレーションを披露しました。結果はなんとダブルダッチが96回、シングルロープで113回。まさに“世界レベル”の技でした。

 また、会場にはJR東海による「リニア整備事業」の紹介ブースも。ブースではリニア車両のスケール模型や、整備事業を紹介するボード、写真家の小浪次郎氏によるリニア中央新幹線の写真などが展示され、子どもたちからの熱い視線を集めました。

 ところで、「リニア中央新幹線」と「ジャンプロープ」は、一見すると“異色”なコラボレーションにも思えるかもしれません。しかし、JR東海・広報担当の金澤氏は「リニアとジャンプロープには、どちらも凄く『速くて』『カッコイイ』という、共通の魅力があります」と強調します。「将来リニアを利用していただくであろう子どもたちに、リニアの速さやカッコよさを、『ジャンプロープを楽しんだ』という思い出とともに記憶してもらいたいです」と語りました。

 また金澤氏は「リニア中央新幹線は、川崎市とも協力しながら路線の整備を進めています。この連携をより密にしていきたいと考えていたところ、今回の世界大会誘致が決まりました。実は、JR東海にもジャンプロープの世界チャンピオンが在籍していまして、ぜひ協力して盛り上げたいと本イベントを企画しました」ともコメント。

 さらに「今回はイベントのDJをJR東海の社員が務めるなど、ブースの出展に限らず、さまざまな方法で開催をバックアップしました。今後もリニア事業をはじめ、よりいっそう協力関係を深めていきたいです」と意気込みました。

【マジで世界レベルだ…】これが「JR東海」の「縄跳びイベント」です(写真を見る)

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