「ノンストップ臨時快速」新幹線代わりに運転 お盆期間に1日2往復 「つばさ」を補完

山形新幹線「つばさ」の一部運休に伴い、在来線で増発や増結が行われます。

仙山線は増結

 JR東日本が、2025年お盆期間の山形新幹線の運転計画を発表しました。車両故障の影響で、「つばさ」の一部臨時列車が運休する一方で、在来線で臨時快速列車が設定されます。

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奥羽本線(山形線)の719系電車(画像:写真AC)

 山形新幹線「つばさ」は6月に発生した新型E8系の車両故障により、一部列車を除いて福島~山形・新庄間で折り返し運転を行っています。

 8月からは毎日運転する定期列車が、東京~山形・新庄間で直通運転を再開。ただし一方で、特定の日だけ走る臨時列車は、当初発表済みから本数が減ります。

 利用の多い8月9日~17日のお盆期間も、臨時列車はすべて運転されず一部が運休しますが、山形方面へのアクセスを補完するため、在来線で増発や増結が行われる予定です。

 奥羽本線(山形線)では、福島~米沢間で臨時快速を1日2往復設定。列車は719系電車2両です。途中駅には停車せず、ノンストップで走ります。上り下りとも米沢で毎日運転の普通列車と接続し、赤湯・山形方面とのアクセスを確保します。

 仙台と山形を結ぶ仙山線は、4両編成の一部列車を6両に増やして運転します。

 9日~11日は下り4本と上り3本、12日~15日は下り2本と上り2本です。

 JR東日本は、山形新幹線「つばさ」に加え、こちらの在来線列車の利用も検討してほしいとしています。

【運転時刻】臨時快速の乗り継ぎダイヤを見る(画像)

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