「お盆は渋滞心配だし、早めに帰っとこう」→失敗!? 意外な“穴場デー”とは? 新幹線や飛行機と“混雑日の違い”ハッキリ
お盆期間には高速道路で激しい渋滞が予測されています。それを心配して早め早めに移動しようという人もいると思いますが、「みんな同じことを考えている」かもしれません。
「最終日の移動を避ける」が実は“賢者の選択”じゃない可能性
新幹線の場合、JR東日本が7月25日に発表したお盆期間中の指定席予約状況によると、下り線は8月9日(土)にピークを迎え、そこから17日(日)まで漸減。上り線は、8月11日(月)に一時的に増え、12日から17日(日)にかけて予約が増えている状況です。つまり上り線のピークはお盆最終日の17日(日)になっています。

飛行機の国際線の場合もまた傾向が異なります。ANAが8月4日時点で発表している予約状況では、下り便のピークは、谷間の日である8月12日(火)です。逆に上りは14日(木)ですが、次に高いのは最終日の17日(日)となっています。お盆期間前半と後半で2つの山があるのは高速道路と同じですが、飛行機は後半の山が1日早く訪れています。
なかでも、高速道路が新幹線、飛行機と大きく異なるのは、最終日の8月17日(日)に渋滞がかなり落ち着くと予想されていること。
「一般的に、この日は“Uターンラッシュのピーク”と言われますよね?」と上野さんに尋ねたところ、「連休の最終日はゆっくり家で過ごしたいという方が増える」ため、こうした予測になったそうです。大型連休に限らず3連休全般でこうした傾向があるといいます。
渋滞が読めないから、最終日の1日前である16日(土)に移動しようという人もいるでしょう。しかし、意外と17日(日)に移動すれば混まない、という結果になるかもしれません。
なお、どうしても最混雑日に移動しなければならないという人も、各渋滞ポイントのピーク時間帯に通過しないよう、出発時間をずらすだけでも、大きな違いが出てくるといいます。
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