米坂線・米沢~今泉間90周年、記念きっぷを限定発売 快速も列車名を変更
JR米坂線の米沢~今泉間が2016年9月28日に開通90周年を迎えます。これを記念しJR東日本仙台支社は同日、記念入場券を数量限定で発売する予定です。
10月1日には今泉駅でセレモニーを開催
JR東日本 仙台支社は2016年9月21日(水)、米沢駅(山形県米沢市)と坂町駅(新潟県村上市)を結ぶ米坂線の米沢~今泉間23.0kmが、今年9月28日(水)に開通90周年を迎えることにちなみ、記念入場券を発売すると発表しました。
米沢~今泉間は米坂線の最初の区間として1926(大正15)年9月28日に開通。その後、山形県側では米坂東線、新潟県側では米坂西線として延伸が続き、1936(昭和11)年に米沢~坂町間90.7kmが全通しました。
「米坂線(米沢~今泉間)開通90周年記念入場券」は、硬券(硬い厚紙)の記念入場券8枚セットです。米沢、羽前小松、今泉駅は大人用、南米沢、西米沢、成島、中郡、犬川駅は子ども用の入場券で、これに専用台紙が付きます。限定1000セットで値段は1セット770円。1人5セットまで購入可能です。
9月28日(水)午前10時半から米沢、今泉、羽前小松駅で発売されます。なお、券番号は発売順ではなく、また、番号を指定しての購入は不可とのこと。郵送での受付、販売も実施しないとしています。
このほか、10月1日(土)には今泉駅(山形県長井市)で開通90周年セレモニーを開催。当日の快速「べにばな」(米沢~坂町~新潟)は、列車名を「米坂線米沢・今泉間開業90周年記念べにばな」にして運転されます。また、米沢~今泉間を走る区間列車2往復には、沿線の長井市と川西町がそれぞれデザインした記念ヘッドマークが掲出される予定です。
【了】
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