外環道、五輪に間に合うかも 用地買収が大幅進展 「順調超えた」の声も

つまるところ、用地買収は順調なのか

 他の地域を見ても、中央JCT地区で残り10件、東名JCT地域で残り21件と、用地買収に関してはかなりゴールが近づいています。

 区分地上権のほうは、それぞれ198件(中央地区)、142件(東名地区)と残件数が多いですが、それらについても、先に必要なところを優先してきたからで、残りは今後、力を入れるようです。確かに区分地上権取得率はこの半年間、中央・東名地域でそれぞれ20%以上も上昇し、ピッチが上がっているのがうかがえます。

 つまり、外環道の用地取得は順調と見ていいのでしょうか。

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2016年8月現在の用地取得状況。東名JCT(仮称)では、本線を掘り進むシールドマシン組立の準備も進んでいる(画像出典:国土交通省)。

「順調を超えている、といってもいい。外環道はまだ用地取得を始めて6年。通常ならここまで行くのに10年はかかっている」(関係者)

 用地取得が一番遅れているのは、青梅街道インター地域ですが、これも工事の優先順位が関係しているのが実情。仮に青梅街道インター地域の用地取得が間に合わなくても、本線は大深度地下を通るので、インターだけ後から接続することも技術的には可能です。

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コメント

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13件のコメント

  1. 別にオリンピックに間に合わす必要性を感じない。
    大体、東京に関して言えば豊洲同様、疑惑が山盛り
    なんで、その辺はクリアーする必要が有る。

    必要なのは判るが、問題の先送りは良くない。

    • オリンピックがどうこうではなく、何かをするときには分かりやすい目標が必要なんだよ。
      ただでさえ日本の土木工事の速度はどんどん遅くなってきてるのに、能書きたれてたらいつになっても完成しないわ。

  2. だからと言って適当なものを作って良い理由にはならない。

  3. 新東名高速道路も東京五輪開催までに全通して欲しい所

  4. 地下区間では、清水氏が首都高で絶賛していた高架橋がとぐろを巻き、影の空間が陰鬱な景観を作り出す部分が少なくて気乗りがしないであろう。

  5. 新しい道路ができていくのは楽しみです。夢が広がりますねー。
    同時に鉄道についても新線建設、複々線化などによる輸送力強化に取り組んでほしい。

    • 既にあちらこちら道路だらけだよ!道路面積が農地面積を超えたって。

  6. それよ外環草加・川口付近の慢性的な渋滞をなんとかしてほしい。
    あれを捌けないと中央・東名を開通させても全くもって意味がない!

  7. 同じ東京オリンピックでも56年前とは大違い。
    あの頃は国民全体が豊かになっていき、オリンピックも国民の心を一つにまとめ、その勢いに弾みをつけるのに一役買ったが、今は大企業や一部の高所得者ばかりが豊かになり、その他大勢の国民は非正規が増えた上に税金も上がって貧しくなるばかり。
    これではオリンピックなんか掲げたところで国民の心はバラバラでお国のために頑張ろうなんて気は起きやしない。
    オリンピック自体が国民にさらなる負担を強いるので迷惑なこと極まりない。
    満足するのは政治家や財界人のプライドばかり。
    いっそのこと中止になってもらいたいくらいだ。

  8. その後どうなってるのかな…ぜひ間に合わせて欲しい。オリンピックはどうでもいいけど、それを口実にインフラ整備が進むのは歓迎。(というか、オリンピックのメリットってそのくらいしか感じない)

  9. おっ、と思ったら3年前の記事だった。その後どうなっているんだろう

  10. 多分間に合った。
    恐らく次回の東京オリンピックは10年以上先だから、

  11. 東京オリンピック・パラリンピックが1年延期され終わったが、色々なトラブルでまだ完成していない。
    工事案内板では2022年3月までに完成すると書かれているが…