外環道、五輪に間に合うかも 用地買収が大幅進展 「順調超えた」の声も

2020年までの開通を目指し計画が進められている「外環道東京区間」。2016年度半ばまでの用地取得完了が期限とされていましたが、まだ完了していないにもかかわらず、目標に間に合う可能性が出てきたそうです。どういうことでしょうか。

間に合えば奇跡的な偉業 残された懸念は…

 現在も外環道の建設に反対している住民は少なくないようですが、2014年3月に都市計画事業として承認・認可されているので、法的にはいつでも収用手続きに入れます。実際に収用となれば、手続き完了までに3年から4年かかってしまいますが、たとえ裁判に訴えても収用裁決が引っ繰り返った例はないので、途中で諦めて応じるケースも少なくないようです。

 個人的には、これまでの例からして、2020年東京オリンピック・パラリンピックまでの開通は「ほぼ不可能。5年遅れが妥当」と見て来ましたが、ひょっとして間に合ってしまうかもしれません。

 似たようなトンネル高速である首都高の中央環状新宿線は、都市計画決定から全線開通まで20年かかりました。外環道東京区間の場合、2020年に間に合えばわずか13年ということになり、奇跡的な偉業です。

 残る懸念は、最後まで徹底抗戦する地権者の出現と、地下水の大量出水など工事上のトラブルでしょう。

【了】

Writer:

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で、首都高研究家/交通ジャーナリストとして活動中。

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コメント

13件のコメント

  1. 別にオリンピックに間に合わす必要性を感じない。

    大体、東京に関して言えば豊洲同様、疑惑が山盛り

    なんで、その辺はクリアーする必要が有る。

    必要なのは判るが、問題の先送りは良くない。

    • オリンピックがどうこうではなく、何かをするときには分かりやすい目標が必要なんだよ。

      ただでさえ日本の土木工事の速度はどんどん遅くなってきてるのに、能書きたれてたらいつになっても完成しないわ。

  2. だからと言って適当なものを作って良い理由にはならない。

  3. 新東名高速道路も東京五輪開催までに全通して欲しい所

  4. 地下区間では、清水氏が首都高で絶賛していた高架橋がとぐろを巻き、影の空間が陰鬱な景観を作り出す部分が少なくて気乗りがしないであろう。

  5. 新しい道路ができていくのは楽しみです。夢が広がりますねー。

    同時に鉄道についても新線建設、複々線化などによる輸送力強化に取り組んでほしい。

    • 既にあちらこちら道路だらけだよ!道路面積が農地面積を超えたって。

  6. それよ外環草加・川口付近の慢性的な渋滞をなんとかしてほしい。

    あれを捌けないと中央・東名を開通させても全くもって意味がない!

  7. 同じ東京オリンピックでも56年前とは大違い。

    あの頃は国民全体が豊かになっていき、オリンピックも国民の心を一つにまとめ、その勢いに弾みをつけるのに一役買ったが、今は大企業や一部の高所得者ばかりが豊かになり、その他大勢の国民は非正規が増えた上に税金も上がって貧しくなるばかり。

    これではオリンピックなんか掲げたところで国民の心はバラバラでお国のために頑張ろうなんて気は起きやしない。

    オリンピック自体が国民にさらなる負担を強いるので迷惑なこと極まりない。

    満足するのは政治家や財界人のプライドばかり。

    いっそのこと中止になってもらいたいくらいだ。

  8. その後どうなってるのかな…ぜひ間に合わせて欲しい。オリンピックはどうでもいいけど、それを口実にインフラ整備が進むのは歓迎。(というか、オリンピックのメリットってそのくらいしか感じない)

  9. おっ、と思ったら3年前の記事だった。その後どうなっているんだろう

  10. 多分間に合った。

    恐らく次回の東京オリンピックは10年以上先だから、

  11. 東京オリンピック・パラリンピックが1年延期され終わったが、色々なトラブルでまだ完成していない。

    工事案内板では2022年3月までに完成すると書かれているが…

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