「落石注意」標識、どう注意すべき? 「落ちている石に注意」は正解なのか?

「落ちてくる石」に存在する「ある傾向」

 では落ちてくる石、どのように対応すればよいのでしょうか。ゲームのように落石を避けるのは“非現実的”として、「注意すべき時期」がありそうです。管内に多くの山間部を抱える高知県の幡多(はた)土木事務所(四万十市)は、次のように話します。

「雨で落石が多くなる傾向があり、管内を先日通過した台風16号の通過後には、落石が多数発生しました」

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斜面に「覆式落石防止網」が設けられていても、その下部から出た石が路面に散乱している場合もある(2003年7月、恵 知仁撮影)。

 また寒冷地では、それ以外にも落石が多くなる時期があるようで、同じく管内に多くの山間部を抱える、岐阜県の古川土木事務所(飛騨市)は、次のように話します。

「管内で落石の発生が多い時期は、春先の3月から5月にかけてです。これは積雪や凍っていた山の土がとけ、山全体の土のしまりが弱くなることに加え、気温が上昇し動物の動きが活発になることが原因です」

 落下中の石を避けながら運転することは、“非現実的”かもしれません。しかし雨や台風のあと、そして寒冷地で春先に「落石注意」の標識と遭遇したとき、特に意識して運転に集中することは、“現実的”に可能な対応でしょう。

【了】

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