「落石注意」標識、どう注意すべき? 「落ちている石に注意」は正解なのか?

山道などを走行していると、目にする「落石注意」の黄色い標識。しかし、落石を避けながら運転するのは容易ではありません。そのため、この標識は「道路に落ちている石に注意」とも考えられますが、それは必ずしも「正解」ではないようです。はたしてドライバーは、落石にどう注意すればよいのでしょうか。

「落ちてくる石」に存在する「ある傾向」

 では落ちてくる石、どのように対応すればよいのでしょうか。ゲームのように落石を避けるのは“非現実的”として、「注意すべき時期」がありそうです。管内に多くの山間部を抱える高知県の幡多(はた)土木事務所(四万十市)は、次のように話します。

「雨で落石が多くなる傾向があり、管内を先日通過した台風16号の通過後には、落石が多数発生しました」

Large 20160929 01
斜面に「覆式落石防止網」が設けられていても、その下部から出た石が路面に散乱している場合もある(2003年7月、恵 知仁撮影)。

 また寒冷地では、それ以外にも落石が多くなる時期があるようで、同じく管内に多くの山間部を抱える、岐阜県の古川土木事務所(飛騨市)は、次のように話します。

「管内で落石の発生が多い時期は、春先の3月から5月にかけてです。これは積雪や凍っていた山の土がとけ、山全体の土のしまりが弱くなることに加え、気温が上昇し動物の動きが活発になることが原因です」

 落下中の石を避けながら運転することは、“非現実的”かもしれません。しかし雨や台風のあと、そして寒冷地で春先に「落石注意」の標識と遭遇したとき、特に意識して運転に集中することは、“現実的”に可能な対応でしょう。

【了】

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  4. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  5. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号