秋葉原「ジャンク通り」の目立つ黄色い建物「野郎ラーメン秋葉原総本店」が閉店! 当日の様子は?

秋葉原にあるラーメン店「野郎ラーメン 秋葉原総本店」が2025年8月24日に閉店しました。

建物老朽化のために閉店

 秋葉原のラーメン店「野郎ラーメン 秋葉原総本店」が、2025年8月24日に閉店しました。

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最終日当日の「野郎ラーメン 秋葉原総本店」(乗りものニュース編集部撮影)

 公式Xによると、閉店の理由は「設備の老朽化」とのことで、「今後は錦糸町店などをご利用ください」と案内されています。

 野郎ラーメンは、2010年3月に神田で1号店を開業。秋葉原総本店は2012年、通称「ジャンク通り」と呼ばれる中央通りの裏手の路地にオープンしました。

 黄色い目立つ看板と外装が特徴で、道を挟んだ向かいにある「まんだらけコンプレックス」とともに、ジャンク通りのランドマーク的存在となっていました。

 いわゆる「二郎インスパイア系」のラーメン店としては、塩気や脂が比較的控えめで、メニューやトッピングもわかりやすく、初心者向けとされており、秋葉原を訪れる観光客などにも親しまれていました。

 また、立地を活かし、アニメやゲーム作品とのコラボレーションも数多く展開。ここ数年では、『ウマ娘 シンデレラグレイ』や『グリッドマン ユニバース』、『勝利の女神:NIKKE』などとコラボした特別メニューを提供していたほか、閉店当日には「青春ブタ野郎シリーズ」とのコラボで「青春豚野郎ラーメン」が販売されていました。

 閉店当日は多くの人が訪れ、19時ごろには店舗周辺に長い行列ができるほどの盛況ぶりでした。

 同店を訪れていた都内在住の40代男性は、「この辺りの雑居ビルは古い建物が多いので、仕方ないですね」と話します。秋葉原に飲食店が増え始めた時期に開業した同店は、当時から目立つ外装で「二郎っぽい店ができた」と話題になっていたそうです。

 また、埼玉県在住の30代男性は、「たまにアキバに来たときに食べていました。最近は他の場所にも店舗があるので、まったく食べられなくなるわけではありませんが、やはり寂しいですね」と話しました。

【画像】やはり行列に! これが最終日の「野郎ラーメン 秋葉原総本店」です

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