珍しい3鉄道集結の地で「3鉄まつり」 「使えないきっぷ」販売も

「20年以上前の雰囲気」特別開放 「使えないきっぷ」販売も

 メイン会場の盛駅前では、E5系「はやぶさ」などをモチーフにしたJR東日本のキャラクター「新幹線トレインジャー」のショーや、大船渡東高校太鼓部による演奏などが行われています。

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開放された岩手開発鉄道のホーム。現在は貨物のみ走るが、駅名標もある(2016年10月、恵 知仁撮影)。

 貨物輸送のみを行っている岩手開発鉄道では、機関車のデモンストレーションなどが実施されたほか、1992(平成4)年まで旅客営業も行っていた名残である、普段は入ることができないホームを開放。またかつての在庫という、厚紙の乗車券(硬券)も日付を入れずに販売されました。もちろん、使うことはできません。

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三陸鉄道が有料、予約制で行った、本物の車両の運転体験。レトロ調のディーゼルカー36-R3が使用された(2016年10月、恵 知仁撮影)。

「3鉄まつり」は今年で19回目。岩手開発鉄道の柳田社長は、「これからの復興に3社協力していきたい」と話しています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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2件のコメント

  1. 先月末、岩手開発鉄道の終点、岩手石橋駅に撮影に行きました。
    盛にも立ち寄りましたが、今でも平成4年の、旅客列車に乗った頃の面影が残されていて嬉しい限りです。

  2. こういうのを定期的にしてほしいね