あわや没収!「モバイルバッテリー機内持ち込み」世界で規制強化 “充電できない”危機も 知っておくべき“お作法”

モバイルバッテリーの発火による航空機事故のリスクを受けて、世界各国の航空会社や航空当局がモバイルバッテリーの機内持ち込みや使用に関する規制を強化。ただ、国や航空会社ごとに“お作法”があり、注意が必要です。

世界各国で異なる規制内容!

 世界の主な航空会社がウェブサイトで公開する情報をもとに、モバイルバッテリーの取り扱いを見ていきましょう。

Large 20250906 01
日本からの出発時はOKでも、海外からの帰国時は規制が違うこともあり得る。写真はイメージ(乗りものニュース編集部撮影)

 まず基本的にすべての航空会社で共通しているのは、「預け入れ荷物に入れずに機内持ち込みすること」「持ち込んだモバイルバッテリーは座席上の収納棚に収納しないこと」です。また機内持ち込み可能なモバイルバッテリーの出力は「160Whが上限で、100~160Whは2個まで」としているところがほとんどです。

 こうした共通のルールに加え、各航空会社、各国の航空当局による個別の規制が行われています。その主な相違点は、機内でのモバイルバッテリーの「充電と使用」にあります。

 日本の航空会社は、先に述べたように、目に届くところであれば、モバイルバッテリーの充電も、モバイルバッテリーを使用した携帯機器の充電も、ともに認められています。またアメリカの航空会社はFAA(連邦航空局)、TSA(運輸保安局)が定めるルールにより規制されますが、こちらも日本同様に機内での利用は可能です。

 しかしヨーロッパの航空会社に目を移すと、ルフトハンザ航空は、モバイルバッテリーは絶縁したうえで輸送許可が必要で、機内での充電は禁止としています。

 ブリティッシュエアウェイズは、100~160Whのモバイルバッテリーについて、申告は不要ながら、端子をテープで絶縁することを求めています。エールフランスは、持ち込みについて事前許可が必要としています。ただしこの両社は、機内での使用について、ウェブサイトに記載がありません。

アジアはもっと厳格!

 一方、アジアの航空会社は、これよりも厳しい規制となっているのが一般的です。

 先に挙げた事故の当事国となった韓国では、100~160Whのモバイルバッテリーについては、端子部分をテープで覆う、個別にジップロックなど密閉できる袋に入れるなどしてショートを防いだうえで、チェックインカウンターで確認を求め、交付される「承認済みシール」の貼付をしなければ、機内持ち込みできません。また機内ではモバイルバッテリーへの充電も禁止されます。

 タイ航空、シンガポール航空、エアアジアも、韓国の航空会社と同等の規制を行い、かつ機内での充電だけでなく、利用も禁止するとしています。

【けっこうコツが…】これがモバイルバッテリーを「没収されない方法」です(画像)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス