垂直離着陸戦闘機「ハリアーII」ぬぐえぬ誤解? 欠陥機の指摘は

2016年9月、アメリカ海兵隊の垂直離着陸戦闘機AV-8B「ハリアーII」が墜落。これを受け「ハリアー」の事故率を指摘し、「欠陥機」とする声も上がっていますが、そこには誤解が含まれているかもしれません。

【写真】垂直着陸するF-35B

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アメリカ海兵隊の垂直離着陸型戦闘機F-35B。下方に向けられるエンジンノズル、コックピット背後のリフトファンで垂直の離着陸が可能(写真出典:アメリカ海兵隊)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

4件のコメント

  1. オスプレイ同様、事故を起こしやすい機体であることは確かですね。

  2. 庶民が車を運転するよりは低いんでないの?

  3. オスプレイもそうですが『米軍機』と言う点が強い批判を招いている、と言う印象も。

  4. もともと垂直離着陸機そのもののハードル(主に空力学的、コスト的)が桁違いにたかいだけ。でなければイギリスがF-35B就役前にハリアー系列機を退役させないし、ロシアもYak-141系列機を没にしなかったし。大体、垂直離着陸が容易くできたら今頃コミュータ機はとうにオスプレイタイプになってるって。