横浜の地下鉄に新車 「ヨットの帆」に「カモメ」 横浜らしさデザイン

横浜市営地下鉄ブルーラインに、約10年ぶりとなる新車が導入されます。座席端部に透明な仕切りを、車両の貫通部に大型窓を採用するなどして内装を一新。外装もカモメが飛んでいるなど、港町・横浜らしい海を連想するデザインになっています。

車両の内外に「横浜らしさ」

 横浜市交通局は2016年10月12日(水)、横浜市営地下鉄ブルーラインに約10年ぶりの新型車両となる、3000V形電車を1編成6両導入すると発表しました。

 同車は、既存の3000形電車の5次車となるもの。長方形だったヘッドライトを、曲線と直線を組み合わせた形にし、顔つきを一新しています。車体側面には水平線に見立てたラインを配し、ドアの左右にもラインを設けて「水平線に浮かぶヨット」を表現。さらに、その上空を飛ぶカモメの姿も描いています。駅のホームドア上をヨットが走るイメージで、スピード感と「横浜らしさ」のあるデザインにしたそうです。

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3000V形電車のイメージ。側面には水平線をイメージしたラインと、「ヨットの帆」、そしてカモメが描かれる(画像出典:横浜市交通局)。

 内装は、シート両端の仕切りを透明にしたり、妻引き戸(車両端の貫通扉)に大型ガラスを採用したりすることにより、車内に解放感を持たせています。また妻引き戸には、車両ごとに「みなとみらい」「三塔(関内地区にあるみっつの建物の塔部)」「赤レンガ(赤レンガ倉庫)」「山下公園」「ベイブリッジ」といった横浜の観光名所が描かれました。

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3000V形電車の内装。下は妻引き戸に描かれる5つの観光名所のイメージ(画像出典:横浜市交通局)。

 このほか、車いす、ベビーカーエリアには暖房機や腰当てクッション、車いす固定ベルトを設置するほか、ゆずりあいエリア(優先席に相当)の荷棚も低く設置するなどして、バリアフリー性を向上。ヘッドライト、室内灯ともLEDで、省エネ性能もアップしています。

 導入は2017年春の予定。横浜市交通局は、今後も安全で快適な車両を提供するとともに、交通ネットワークの充実を図るとしています。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 10年振りの新車と言えども、相変わらず3000系のマイナーチェンジレベルですね。
    ホームドアで車両デザインが利用者から見分けつけづらい状況にも関わらず、引き続きサイドラインを中心としたデザインで、追加された「ヨットの帆」をイメージって・・・個人的には「横浜らしさ」よりも「湘南らしさ」に感じて残念以外の何物でもありません。横浜に初めて市営地下鉄が開通した当時の「ゼブラトーン」デザインがベストだと思うのですが!
    オマケで妻引き戸の観光地デザインに、中華街(善隣門)も加えれば良かったのでは。
    最近流行り?の、空気清浄機能も無いようですね!窓を開ける事が一切ない地下鉄では、必要とも思えるのですがね。