寝台料金不要!「サンライズ」を“フツーの特急”として使うテクとは? 指定席料金で「ゴロ寝」5時間半 サイコーや!
寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」には、フルフラットながら普通車指定席扱いの「ノビノビ座席」が連結されています。料金は一般の特急と同じです。区間利用者はいるのでしょうか。
上段? 下段? 「ノビノビ座席」の選び方
列車は18時47分に入線。この日は7月の土曜で、日はまだ暮れていませんでした。筆者は5号車ノビノビ座席の下段に収まります。夏休み中なので家族連れが多く、上段に陣取った女の子の「見晴らし最高!」という喜びの声が聞こえてきました。

出雲市からの「ノビノビ座席」の乗客は11人でした。「ノビノビ座席」には毛布と枕カバー、使い捨てコップのサービスがありますが、筆者は大阪から夜行で乗る方に配慮し、使いません。
近くに陣取った米子までの外国人乗客も同じ気持ちなのか、付帯設備には手を付けていませんでした。乗客が少ないうちに駅弁を食べます。開放型設備なので、乗客が多い場合は3号車のラウンジに行った方が気を遣わずに済みます。
松江で3人、安来で5人、米子で3人が乗車しました。いずれも家族連れです。隣席に陣取った親子は寝袋を持ち込んでいて、乗り慣れている雰囲気。
筆者も枕を持ち込んでおり、横になります。毛布を使わないので、カーペットはかなり固いのですが、フルフラットですからそれでも快適です。
電動車かつ下段のため、モーター音はかなり響きます。満席の時も多いですが、席を選べるなら上段の方が快適だと思います。特に端の1Cと7Dは片側が壁に面した当たり席。下段なら4A、4Bはコンセントが近く便利です。なお「ノビノビ座席」は個別コンセントがなく、1A、4A、7B付近の3か所ある共用コンセントを譲り合って使うことになります。
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