渋谷再開発で旧東横線「かまぼこ屋根」再現 ホーム高架橋も再利用 東急
駅北側には「広域渋谷圏」の拠点も誕生
もうひとつ施設名称が発表されたのが、渋谷駅北側の宮下公園と明治通りをはさんで向かい合う「渋谷宮下町街区」に建設中の「渋谷キャスト」。地上16階(高さ約71m)、地下2階の施設は、緑に囲まれた広場、店舗、多目的スペース、オフィス、そして共同住宅などで構成され、2017年春に開業する予定です。
ここは、原宿方面へアパレルショップなどが続く「キャットストリート」の入り口にあたる場所。東急電鉄都市創造本部の新屋 潤さんは「渋谷と原宿、さらに青山方面の結節点に位置し、多くのクリエイターが行き交い、活動する創造拠点」と話します。「渋谷とその周辺地域も含めた人の流れを生み出す、“広域渋谷圏”の拠点のひとつとなることで、渋谷ならではの多様性を演出する」(新屋さん)そうです。
渋谷駅周辺では、2019年以降も「渋谷駅街区東棟」「渋谷駅桜丘口地区」などが続々と開業。東京メトロ銀座線やJR埼京線のホーム移設なども計画されており、駅周辺施設と交通機関は歩行者デッキやエレベーター、エスカレーターなどで結ばれる予定です。
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