複数社が就航「日本から一番近い海外リゾート」JALで行くメリットは? 乗ってみたら「いや、これは完璧だわ」
「日本から一番近い海外リゾート」として日本人に馴染み深いグアム。実はこの地へは、他社も日本から就航しています。しかし、今回実際に乗ってみたところ、日本人にとってはとても快適な“グアム旅”のポイントが詰まっていました。
「長距離でもいける座席」で3時間半の短距離を
就航55周年を迎えたJAL(日本航空)のグアム線。「日本から一番近い海外リゾート」へ向かう旅客便の機内はどのような特徴があるのでしょうか。実はグアムへは他社も日本から就航しています。しかし、今回実際にJAL便に搭乗してみたところ、日本人にとって非常に快適な“グアム旅”を実現するポイントが詰まっていました。

JALは2025年10月現在「ボーイング767-300ER」国際線仕様機で、成田~グアム線を1日1往復しています。かつては「ジャンボ機」ことボーイング747などの大型旅客機が投入されていたこの路線ですが、767-300ERはこれより小型の機体。ビジネス・エコノミーの2クラスで、199席を有しています。
ただ、以前と比べて小さな飛行機になったからといって快適性が損なわれたかといえば、そうではありません。
成田~グアム線のフライト時間はおよそ3時間30分。しかし、767-300ER国際線仕様機には、フルフラットのビジネスクラスはもちろん、エコノミークラスには、座席の前後左右の幅の広さから何度も表彰を受けたことのある「JAL SKY WIDER」を搭載しているのです。
それを示すようにこの仕様の767-300ERは、フライト時間の長さから座席の質がより問われる、ハワイ線やアメリカ本土路線(たとえばシアトル線)にも投入されることがあります。さらに「JAL SKY WIDER」は別の機種にも搭載されており、それらは長距離国際線へも投入されています。つまりグアム線は、長距離国際線にも対応した仕様を持つ座席で移動ができるということです。
また、運航ダイヤも「日本人のグアム旅行に特化した」時間帯に設定されています。
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