複数社が就航「日本から一番近い海外リゾート」JALで行くメリットは? 乗ってみたら「いや、これは完璧だわ」
「日本から一番近い海外リゾート」として日本人に馴染み深いグアム。実はこの地へは、他社も日本から就航しています。しかし、今回実際に乗ってみたところ、日本人にとってはとても快適な“グアム旅”のポイントが詰まっていました。
実は「現地滞在もロスなく使える」?
JALの成田~グアム線においては、成田発は午前9時55分に成田を出発し、現地時間14時40分にグアムへと到着します。一方グアム発は16時40分にグアムを出発し、19時25分に成田に到着するというものです。

グアムのホテルは15時チェックイン、正午チェックアウトといったスケジュールが多いようです。海外旅行では早朝現地到着の便も多く、そうなるとホテルのチェックイン開始時刻まで、スーツケースを引きながら数時間時間を潰さなければいけないことも珍しくありません。もちろん、手荷物だけ先に預かってくれるホテルももちろんかなり多いですし、なかには「もう部屋に入っていいですよ」とアーリーチェックインを許してもらえるとても優しいホテルもあります。しかし、こればかりは“ガチャ”です。
一方でJALのグアム線では、到着してそのままホテルにチェックインし、そこからグアム旅をスタートすることが可能です。
グアム発便の時間設定も、12時にギリギリにホテルをチェックアウトしたあと、ランチや買い物をしてから、空港へ向かうのにちょうどいい時間設定です。
なお、グアムからの帰国当日の需要に対応したショッピングモールも存在します。ホテル街と空港は直行のバスで15分程度ですが、その中間点に「ドン・キホーテ」が展開する世界最大級のショッピングモール「Village of Donki – Don Don Donki Guam」があるのです。
ホテルから同施設、そして同施設から空港へのバスアクセスもあり、施設内の買い物に際し、スーツケースを預けるサービスも。そのため最終日は、ホテルを出た後ここに寄って手ぶらでお土産を安く買い、15時前に空港へ到着するといったプランを組むことができます。
なお今回往路は就航55周年記念便に搭乗しましたが、出発前にはゲートセレモニーがあったほか、グアム到着時には機体に放水アーチをかけるパフォーマンスの実施に加え、到着後には搭乗ゲートから入国審査場までの通路で、現地スタッフの盛大なお出迎えを受けました。また機内では、客室乗務員、パイロットによる特別な機内アナウンスも実施されています。
Writer: 松 稔生(航空ライター)
国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。
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