東北の復興道路と復興支援道路、開通の見通し大部分で確定 被災地支援促進へ
東日本大震災後からの復興に向けて整備が進められている東北の「復興道路」「復興支援道路」について、新たな開通見通しが確定。これで延長550kmの大半が、開通または開通予定公表済みになりました。
今夏の台風10号被災地も支援
国土交通省は2016年10月28日(金)、東日本大震災からの復興に向けて整備を進めている東北の「復興道路」と「復興支援道路」について、新たな開通見通しを公表しました。
このたび公表されたのは8区間、延長約65kmです。
●三陸沿岸道路
・侍浜IC(仮称)~階上IC、延長23.0km、2020年度開通予定
・田野畑北IC(仮称)~普代村第11地割、延長8.0km、2020年度開通予定
・釜石北IC~大槌IC(仮称)、延長4.8km、2019年度開通予定
・歌津北IC(仮称)~卯名沢IC(仮称)、延長6.0km、2018年度開通予定
・卯名沢IC(仮称)~本吉IC(仮称)、延長2.0km、2020年度開通予定
●宮古盛岡横断道路
・蟇目~腹帯地区、延長7.0km、2020年度開通予定
・川井~箱石地区、延長7.0km、2020年度開通予定
●相馬福島道路
・霊山IC(仮称)~福島保原線IC(仮称)、延長7.4km、2020年度開通予定
これにより、「復興道路」と「復興支援道路」の延長550kmのうち、開通または開通予定を公表済みの区間は503kmとなり、全体の約9割に達しました。また、三陸沿岸道路の田野畑北IC(仮称)~普代村第11地割間と、宮古盛岡横断道路の2区間、計3区間は、2016年8月の台風10号で被災した現道に並行。台風被災地域の復興を支援するといいます。
国土交通省は「開通見通しが明らかになることにより、企業立地や民間投資の促進が期待され、復興まちづくりを支援します」としています。
【了】
チェルノブイリよりも酷い原発事故を起こした土地の復興など無理です。
チェルノブイリ原発は8トンの放射性物質が拡散されたのですがそれは