航空火器は「弱い」が流行り? 「戦いは数」を地で行く最新爆弾・ミサイル事情

爆弾やミサイルは誘導して直撃させるのが当たり前という現代。一方で、その威力は以前よりも「弱いもの」がトレンドといいます。東京ビッグサイトで10月に開催された「2016年国際航空宇宙展」においても、そうした傾向が見られました。

【写真】「スピア」を搭載したF-35A

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「2016年国際航空宇宙展」のMBDAブースにて。ウェポンベイ(武器庫)に小型対地ミサイル「スピア」(外側)を8発、対空ミサイル「ミーティア(Meteor)」を2発搭載したF-35Aの模型(関 賢太郎撮影)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

3件のコメント

  1. (不明コメント)

    • タイトルはともかく。

      その通りで、「一発の威力は弱くても命中精度が高くて小形軽量な武装を数多く搭載する事が、全てではないが有効な場合が多いと見られる様になってきたようだ。」という事が書かれてます。

    • 強い弱いが話の肝ではなく、たくさん積む事、命中精度が高ければ威力弱くても良い事、が大事なんでしょう。

  2. いくら命中精度が上がっても一般市民を誤爆したら意味がありません。