新カローラにセンチュリー、レクサスLS“めっちゃ変わる!?” トヨタのモビリティーショー出展車に驚きの声

トヨタ自動車は、「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」に出展するコンセプトカーなどを初公開しました。

「JMS2025」への出展モデルを新CMでお披露目!

 トヨタ自動車は、オウンドメディア「トヨタイムズ」の生配信を通じて、2025年10月30日から開幕する「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」へ出展するコンセプトカーの映像などを初公開しました。

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配信で公開された2ドアクーペの「センチュリー」(画像:トヨタ)

 生配信は10月13日の13時より行われ、かねてから“新プロジェクト”としてトヨタが予告していた、新しいブランド戦略などに関する情報が公表されました。この新プロジェクトでは、レクサスやトヨタ、GR、そしてダイハツの立ち位置を改めて明確化するとともに、トヨタの最高級車「センチュリー」を、これらの頂点に立つ新ブランドとして確立させることを目指します。

 プロジェクトの内容発表に合わせて、配信ではGR以外の4ブランドの新CMが初披露されました。それぞれのCMには、これまで未発表だったコンセプトカーなどが多数登場し、視聴者からは多くの驚きのコメントが寄せられました。

 なかでも注目を集めたのが、「センチュリー」ブランドのCMに登場した、2ドアクーペのコンセプトカーです。このモデルは流麗なファストバックタイプのボディに、鮮やかなオレンジ色のカラーをまとっており、従来までの「センチュリー=黒塗りのセダン」というイメージからは、想像がつかない1台となっています。

 またレクサスの新CMには、前2輪、後4輪の計6輪を持つ、ミニバンスタイルのコンセプトカーが登場。このモデルは、レクサスの最高級セダン「LS」の次期型を示唆するもの。次世代の高級車の在り方を、ユーザーへと問いかけるモデルになりそうです。

 さらに次期型「カローラ」のコンセプトモデルも、トヨタの新ブランドCMの中で初公開されました。現行の12代目カローラは、第1弾となった「スポーツ」を2018年に発売してから7年が経過。来年2026年は、初代の発売から60年の記念すべき年でもあり、13代目へのフルモデルチェンジに更なる期待がかかります。

 また、トヨタの完全子会社であるダイハツについても、配信内で新CMを公開。JMS2025に出展を予定する小型4輪モビリティのコンセプトモデル「ミゼットX」の情報が公表されました。今回の配信で初公開されたコンセプトカーたちは、いずれもJMS2025へと出品される予定です。

 これらのコンセプトカーは、配信中からネット上で大きな話題を集め、「これはワクワクしますね!」「(次期カローラが)このままに近い形状で出たら最高」「ここ最近のトヨタには、『伝統あるブランドでもボディタイプに囚われず、もっと解釈を広げてクルマを作ろうよ』という生存戦略を感じる」など、SNSには多くのコメントが投稿されました。

 なお、今回は「まだ製作中」であるとして公開されなかったGRの新CMですが、配信では開発中の次期フラッグシップスポーツカーとされている車両の“エンジン音”が初公開されました。このモデルの詳細は、2025年末にも行う発表会や、翌2026年1月に開幕する「東京オートサロン」において明らかになる見通しです。

【次期カローラに6輪レクサス?】これがトヨタの「JMS」出展車両です(写真で見る)

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