JRの首都圏駅に「”理性崩壊級”の背徳おにぎり」が…→食べてみたら「これはもう社会的に許された夢のカタチだ」
JR東日本の駅構内などにあるコンビニで、「コンビニおにぎり」としてはかなり型破りな商品を発見。「お子様ランチ」をまるごと“おにぎり”にしてしまったという、夢とカロリーが詰まったものです。どのようなものなのか、実際に食べてみました。
税込375円…も「安い」?
JR東日本の駅構内などにあるコンビニ「NewDays」で、「コンビニおにぎり」としてはかなり型破りな商品を見つけてしまいました。その名も「スゴおに お子様ランチにぎりました」。――そう、「お子様ランチ」をまるごと“おにぎり”にしてしまったという、夢とカロリーが詰まったやつです。もちろん、食べてみるしかありません。

価格は税込375円、カロリーは1個あたり395キロカロリー。数字だけ見ると少々ヘビーですが、それもそのはず。中にはハンバーグ、エビフライ、ナポリタン、オムレツ、そしてケチャップライス。まさに完璧すぎる「お子様ランチ in おにぎり」です。
筆者は大人になっても「お子様ランチが食べたいな」と思うタイプですが、さすがにファミレスで頼んだら店員さんに“やさしい失笑”をもらうことはわかっています。そう考えると、このおにぎりは、大人にとって「社会的に許された夢のカタチ」です。
まずはハンバーグからガブリ。デミグラスの香りが口に広がり、肉の甘みとケチャップライスの酸味が良い感じに混ざり合います。ケチャップライスはやや控えめな味つけで、主役たちを引き立てる脇役に徹している印象です。そして次はエビフライ。なんと2本も入っているんです。ご飯のペース配分なんて気にせず突っ走れる、これは嬉しい誤算といえるでしょう。ハンバーグ&エビフライを一緒にほおばると、もはや笑いが止まりません。完全に“ニヤけ系おにぎり”です。
食べ進めていくと、底のほうからナポリタンとタルタルソースが登場します。これがまたタマラン。タルタルをまとったナポリタンをケチャップライスと一緒に食べると、ナポリタンはご飯のおかずとして成立すると考えている筆者にとっては、もう脳内が祝祭状態です。最後の一口まで楽しいなんて、これ本当におにぎりか?と自問しました。普通のおにぎりなら「後半ちょっと寂しいな」となるところですが、これは最後にボーナスステージが待ってるタイプで、まさに“ハイカロリー界隈”が全員スタンディングオベーションしかねないものでした。
唯一のマイナスポイントは、この商品が2025年9月の期間限定だったこと。もう売ってないなんて、これはある意味で”ギルティ”です。あのとき3つ買っておけばよかった……いや、今でも正直、もう1個食べたいです。
Writer: グルメ満二郎(交通系グルメ食べる人)
駅や空港などでB級グルメを探すのをライフワークとしている。好きな言葉は「ニンニクアブラ」。
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