86年ぶりの新型車両、公募作品からデザイン決定 来月デビューへ 一畑電車

島根県の私鉄、一畑電車に86年ぶりに導入される新型車両。その車体ラッピングデザインが、一般公募を経て決定しました。12月中の営業運転開始が予定されています。

「出雲地方の風景」を4両に

 島根県の松江市と出雲市を走る一畑電車は2016年11月8日(火)、86年ぶりに導入される新型車両7000系電車の車体ラッピングデザインを決定したと発表しました。

 7000系電車は2016年度中と2017年度中に2両ずつ導入予定で、車体デザインは「出雲地方の風景」をテーマに2016年9月から10月にかけて一般公募。195点のなかから、東京都港区の岩田一弥さんによる作品が最優秀賞に選ばれ、採用されることとなりました。

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採用されたラッピングデザイン。上から出雲大社、宍道湖、田園風景、大山がそれぞれの車両に描かれる(画像出典:一畑電車)。

 4両の車体側面にはそれぞれ、出雲大社、宍道湖、田園風景、大山という「出雲地方の風景」が描かれているといいます。

 今後、12月中の営業運転開始を目指し、ラッピング作業や準備を行っていくそうです。営業運転開始にあわせ、出発式も予定されています。

【了】

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