普天間基地に「激レア哨戒機」降臨中 目的は? 「全貌ちょっとクセ強な民間機」を魔改造…いつまで日本に?
防衛省はフランス海軍哨戒機「ファルコン50M」が、北朝鮮籍船舶による違法な海上活動に対して、在日米軍普天間飛行場を使用して警戒監視活動を行うと発表。実はこの機体、世界的にもかなり珍しいモデルです。
「瀬取り」監視のため
防衛省は2025年10月中旬から11月中旬まで、フランス海軍哨戒機「ファルコン50M」が、北朝鮮籍船舶による違法な海上活動に対して、在日米軍普天間飛行場を使用して警戒監視活動を行うと発表しました。

「ファルコン50M」はダッソー社の3発ビジネスジェット「ファルコン50」を哨戒機に改造したモデルで、運用しているのは事実上フランス海軍のみ。運用されている機数は8機とも報じられているレアなモデルです。
今回ファルコン50Mは、北朝鮮籍船舶による、洋上において船から船へ物資を積替える「瀬取り」を含む違法な海上活動を警戒監視するとしています。防衛省は「防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、フランスを含む関係国及び関係国際機関と緊密に協力を行ってまいります」とコメントしています。
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