米空軍A-10、退役計画が廃案に 飛び続ける姿はしかし、「アメリカの苦悩」を象徴?

2016年1月、米空軍は攻撃機A-10の退役予定を無期限に延期する見込みであると報じられましたが、同年10月、改めてこの退役計画が廃案になったことが伝わってきました。しかし飛び続けるA-10の姿は、皮肉にもアメリカが抱える、とある苦悩を象徴しているといえます。

【写真】ルーデル大尉(当時)の「スツーカ」

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ハンス・ウルリッヒ・ルーデル大尉(当時)の、Ju87G-1「スツーカ」。両翼に1門ずつ37mm機関砲を備える(写真出典:Bundesarchiv, Bild 101I-655-5976-04/Grosse/CC-BY-SA 3.0 [CC BY-SA 3.0 de, https://goo.gl/WM1Yda], via Wikimedia Commons, https://goo.gl/EOFdXo)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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