停車時のアイドリング音まで! トミーテックの技術が光る 現実に近づく鉄道模型の世界

東京ビッグサイトで開催された「全日本模型ホビーショー2025」では、トミーテックが鉄道模型の未来を示す革新的なシステムを披露。模型の世界でもリアルさを追求し、いよいよ現実に近づいていきます。

より実物に近づいていく鉄道模型の世界

 全日本模型ホビーショー2025が10月18日から19日にかけて東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、模型メーカーのトミーテックが出展しました。同社の鉄道模型ブランド「TOMIX(トミックス)」からは、鉄道模型の未来を示す革新的なシステムが披露されました。

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車両前面のヘッドマークをマグネットスイッチで動かすシステム「回転式トレインマーク」が披露された(乗りものニュース編集部撮影)

 ひとつは、車両に小型スピーカーを組み込み走行音と連動させる「車載サウンドシステム」です。加減速に合わせた走行音に加え、警笛や特急列車のオルゴールから停車時のアイドリング音まで再現。発車時には音量を自動調整するなど、鑑賞性を高める機能も付加されています。

 また、視覚的な要素の強化として、特急形車両の前面にあるヘッドマークをマグネットスイッチで動かすシステム「回転式トレインマーク」も紹介。これは、実車と同じ縦回転でマークを切り替えるもので、レール上に車両を載せたまま操作が可能です。往年の特急列車の雰囲気を模型で再現でき、会場を訪れた人からは、音と連動した動きを含め、過去の体験を呼び起こすギミックとして好評を博していました。

 2つめは、立命館大学と共同で開発中の「レール周辺空間無線給電システム」です。これは、模型の走行に影響がない範囲の高周波をレールに流し、レールから約20cm圏内に置いた建物(ストラクチャー)などへ無線給電ができるというもの。こうすることで、建物内に組み込んだ照明やレール脇の信号機といったギミックを、ケーブルを引き回すことなく光らせることが可能になります。

 どのアイテムも、現時点では参考出展にとどまるとのことでしたが、今後の展開に注目です。

【模型もここまで来たかぁ!】リアルな音響と電動ギミックをチェック(写真)

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