“住めそう”では不十分!“クルマ”でも“家電”でもない! 電気メーカー・シャープが考える「新しい自動車」のあり方とは?

シャープは2025年10月29日から開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で、EVのコンセプトモデル「LDK+」を公開しました。

車内は快適で空気清浄機もあるぞ!

 EVであるため、電源があれば長時間電気を使用でき、内燃機関ではないため騒音も気になりません。さらに、車内には折りたたみ式の机を備え、窓を曇りガラス状にして外からの視線を遮る機能もあり、まさに“部屋”と呼べる空間になっています。

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車内に搭載されたプラズマクラスター空気清浄機(乗りものニュース編集部撮影)

「お子さんの勉強や在宅ワークなど、集中したいときの場所としても最適です。新鮮な空気を取り入れるため、コンソールボックスにはシャープ製『プラズマクラスター』空気清浄機も搭載しており、車内とは思えない快適な空間になっています」(同)

 また、顔認証とAIを活用し、利用者の生活パターンを学習することで、好きな照明や環境設定などを自動で反映するシステムの導入も検討しているとのことです。さらに、ソーラーパネルなどのオプションも設ける予定で、同装備を搭載すれば、災害時などのインフラ寸断時にも、長期間の生活空間を確保できる車両として活用できる見込みです。

 シャープは2027年のEV販売を目指しています。航続距離や車体サイズの最適化、市場ニーズに合わせた価格設定などを今後さらに検討していくとのことで、今回のコンセプトモデルから仕様が一部変更される可能性もあるようです。

【おお、結構広い】これがシャープ製EVの車内です(写真)

【特集】注目のコンテンツは? ジャパンモビリティショー2025

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