最新型「ホンダジェット」JMS2025に降臨! 乗ったら思わず「狭っ!?」→実は“クラス最大級”の広さでした

「ジャパンモビリティショー2025」でひときわ目立つ、ホンダブースの「HondaJet Elite II」に緊急搭乗しました。世界一の販売実績を誇る小型ジェット機の最新モデル、その機内は上質なものでした。

JMS 2025最大の展示物!「ホンダジェット エリート2」に乗ってみた

 日本自動車工業が取材する「ジャパンモビリティショー2025」がいよいよ開幕しました。筆者(宇野 智:モーターエヴァンジェリスト)は一般公開に先駆けて2025年10月29日に開催されたプレスデーに参加してきました。

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横田基地日米友好祭2025で展示されていたホンダジェット(柘植優介撮影)

 数あるブースの中でもひときわ目立っていたのが、ホンダブースに展示された「HondaJet Elite II(ホンダジェット エリート2)」です。

 翼こそないものの、実物大のインテリアモックアップで、その迫力は十二分。恐らく、今回のショーで最大の展示物ではないでしょうか。

 この「ホンダジェット エリート2」、なんと室内に乗り込むことができるとのこと。これは見逃せないと、さっそく“緊急搭乗”させていただきました。

 そもそも、ホンダジェットは本田技研工業の航空機子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」が製造する小型ビジネスジェットです。

 ホンダ創業以来の夢である「自由な移動の喜び」を空へ届けるコンセプトで開発され、最大の特徴といえるのがエンジンを主翼上面に配置する独自技術「OTWEM」。この技術により、クラス最大の客室空間と静粛性、燃費性能を実現しています。

 なお、ホンダジェットの研究開始は1986(昭和61)年で、長い開発期間を経て2015(平成27)年12月に初号機の納入にこぎつけています。

 そのホンダジェットの最新型が「エリート2」になります。定員は最大7人または8人、航続距離約2865km、巡航速度約782km/hです。2024年1月時点で累計納入数は250機を超え、2017年から5年連続で小型ジェット機カテゴリーにおいて世界最多出荷数を記録し続けています。

 このように、いまや日本が世界に誇る小型ビジネスジェット機となった「ホンダジェット エリート2」、室内はどうなっているのでしょうか。

【コックピットが眩しい!】ホンダジェット エリート2の機内をイッキ見(写真)

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