新幹線から「白馬」直通! 大赤字ローカル線の“臨時バス”がさらに異例の速達化 新開通のバイパスは“通らず”

「大糸線臨時増便バス」がダイヤ変更。新幹線と「白馬」を直通する異例の取り組みのバスが“速達化”します。

南小谷の「分断」を解消するバス

 大糸線活性化協議会と大糸線利用促進輸送強化期成同盟会、JR西日本は2025年11月11日、「大糸線臨時増便バス」について一部ダイヤを変更すると発表しました。

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JR西日本管内の大糸線(画像:PIXTA)

 このバスは、深刻な赤字線区となっているJR西日本管内の大糸線(糸魚川-南小谷)の利用促進策として、列車の代わりにJRのきっぷや定期券で利用可能なバスで本数を増発するために2024年から運行。同時に、JR東日本との境界となっている南小谷駅(長野県小谷村)を越えて、世界的なスキーリゾートとなっている長野県「白馬」と北陸新幹線(糸魚川駅)の直通を果たす異例の取り組みです。

 ダイヤ変更日は12月6日(土)。糸魚川駅から南小谷駅までは小滝駅、平岩駅を通過し、南小谷駅から白馬駅まではルートを「山ルート」から国道148号に変更します。ルート上に位置する千国、白馬大池、信濃森上の各駅についても通過します。冬期間の安全性や定時運行の維持が目的だということです。

 これにより、糸魚川ー白馬間は国道148号の通し運行となり、従来より5~7分短縮の1時間30分で結ばれます。便数は従来通り6本(3往復)が確保されます。

 なお、11月16日には小谷村の国道148号に「雨中・月岡バイパス」(約2km)が開通しますが、糸魚川市の担当者によると、こちらを通ると南小谷駅を通過するため経由しないとのこと。また、従来の山ルートは複数のスキー場を経由していましたが、「白馬八方バスターミナル」にて各スキー場の送迎バスに乗り換えてほしいということです。

 12月6日からの冬期間におけるバスの運行は、12月20日までは土曜・日曜のみ。以降、翌年3月31日(火)までは毎日の運行です。

【え、速達化!?】これが夢の「新幹線-白馬」直通バスです(地図/写真)

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