ローカル線なのに“電車”、車窓は海! イマイチ観光路線になりきらない「北陸‐山陰短絡路線」の実力を見た!

敦賀~東舞鶴間84.3kmを結ぶJR小浜線は、ローカル線としては珍しく全線電化されています。京阪神を通らず北陸と山陰を結ぶルートは、古くから重視されてきました。

小浜線で敦賀へ

 敦賀駅と東舞鶴駅を東西に結ぶJR小浜線は、地域住民の通勤・通学路線であるとともに、観光路線としても使われています。この様々な表情を持つ小浜線に今回乗りました。

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JR小浜線の列車(安藤昌季撮影)

 福井県小浜市を通る鉄道路線の歴史は古く、早くも1895(明治28)年には敦賀と舞鶴を結ぶ「敦鶴(とんかく)線」が計画されていました。

 京阪神を通ることなく、北陸から軍港の舞鶴を経て山陰に至るルートは日露戦争後も重要視され、1917(大正6)年、小浜線の最初の区間として敦賀~十村間が開通。翌年に小浜まで延伸し、1922(大正11)年までに新舞鶴(現・東舞鶴)まで全通しました。

 沿線には、三方五湖や蘇洞門、明通寺、若狭彦神社などの景勝地や社寺も多くあり、かつては福井、金沢、名古屋、出雲市などから直通する急行列車も複数運行されていました。

 NHKの連続テレビ小説『ちりとてちん』や、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』に縁がある地域であることから、放映期間中に臨時快速列車が運行されたこともあります。

 2003(平成15)年の電化後も、京都丹後鉄道の観光列車「丹後くろまつ」が乗り入れたことがありますが、基本的に現在の定期列車は普通列車だけ。敦賀~小浜間が12往復、小浜~東舞鶴間が11往復です。

 この小浜線に、筆者(安藤昌季:乗りものライター)は水曜の朝、東舞鶴から乗車しました。

【海を見ながら…】小浜線からの街並みと海(写真)

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コメント

1件のコメント

  1. 「基山」とあるのは「気山」の誤り。

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