進化が止まらない!「韓国兵器の稼ぎ頭K9自走砲」乗員ゼロの“仰天計画”も 完全ロボット化いったいどうなる?

韓国のハンファ・エアロスペース社が生産しているK9自走砲は、世界の自走砲市場で最大のシェアを握る傑作兵器となっています。ただ登場から25年以上が経過しているため、新型の開発も進んでいる模様です。メーカーを直撃しました。

日本の19式自走砲と同じコンセプト?

 また、派生型のコンセプトモデルとして、機動性を高めたK9モバイル・ハウザー(MH)・コンセプトも発表されていました。これはK9A2自走砲の砲塔を改良し、車台を履帯駆動の装軌式からタイヤ駆動のトラック仕様に変えたものです。

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K9のメジャーアップグレード版となるK9A2の模型(布留川 司撮影)。

 MH型は車台を8WDの装輪プラットフォームにしたことで、舗装道路であれば最大100km/hで移動することができます。これは単純な移動速度の向上だけでなく、道路が整備された地域であれば、部隊として移動や展開も迅速に行えるということです。コンセプト的には、陸上自衛隊で運用されている16式機動戦闘車(MCV)や19式装輪自走155mmりゅう弾砲に似ています。

 車体重量も40t未満を目指しているそうで、これにより列車や船舶への積み込みも容易になり、C-17「グローブマスターIII」のような大型輸送機での空輸も可能になると見込まれています。

 ハンファ・エアロスペースの説明によれば、MH型は韓国陸軍ではなく海外輸出を念頭においたプロジェクトであり、中東諸国やアメリカなどへの提案を考えているとの回答でした。

 車台として用いるトラックについては世界各国で自国製品が存在しており、モジュール化されたA2型の砲塔はそれらとの組み合わせが容易であるため、輸出先での現地生産によってその国の産業発展にも寄与できるとしています。

【写真】これが乗員ゼロを目指す「K9A3自走砲」です

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