建造中の海自「最新ステルス艦」を捉えたレアショットが公開! 豪州の要人が造船所を視察
ジャスティン・ヘイハースト駐日オーストラリア大使は、同国のリチャード・マールズ副首相兼国防大臣が三菱重工業長崎造船所を視察したことを明らかにしました。
豪州の国防大臣が三菱重工業長崎造船所を視察
ジャスティン・ヘイハースト駐日オーストラリア大使は2025年12月7日、同国のリチャード・マールズ副首相兼国防大臣が日本の造船技能を直接視察するため長崎を訪問したことを自身の公式Xで明らかにし、建造中のもがみ型護衛艦を捉えた写真を公開しました。
もがみ型は従来の護衛艦と比べて、船体のコンパクト化や省人化が図られ、これまで掃海艦艇が担ってきた対機雷戦に関しても、能力が付与されているのが特徴です。現在、11番艦の「たつた」まで進水し、12番艦も三菱重工業長崎造船所で建造が進められています。
オーストラリアは次期汎用フリゲートとして、もがみ型の能力向上型を選定。計11隻を調達する計画で、初期の3隻を日本から輸入し、その後は自国内でノックダウンやライセンス建造するとしています。予定では1番艦は2029年に引き渡され、翌年(2030年)に就役する見込みです。
小泉進次郎防衛大臣は12月5日に開かれた記者会見で、リチャード・マールズ副首相兼国防大臣の視察について、もがみ型の建造工程や技術について理解を深めてもらうことが目的と説明しています。





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