ロシア軍の「可変翼機」が撃破される瞬間を捉えた映像が公開 側面から攻撃を受ける

ウクライナ国防省情報総局は、クリミア半島において、ロシア軍のSu-24戦闘爆撃機をドローンで破壊する瞬間を捉えた映像を公開しました。

Su-24が側面から攻撃を受ける

 ウクライナ国防省情報総局は2025年12月5日、ロシアが一方的に併合したクリミア半島において、ロシア軍のSu-24戦闘爆撃機をドローンで破壊する瞬間を捉えた映像を公開しました。

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ロシア軍のSu-24戦闘機(画像:ロシア国防省)

 Su-24は旧ソ連時代に開発された戦闘爆撃機で、並列複座の双発エンジンを搭載し、主翼が飛行状況に応じて角度を変更できる可変翼であることが特徴です。ロシア軍とウクライナ軍の双方が実戦配備しており、Su-24MRと呼ばれる偵察機型も存在します。

 公開された映像では、飛行場に駐機されていたSu-24の側面にドローンが突入したことが確認できます。

 ウクライナ国防省情報総局は、攻撃を行った飛行場の場所については明らかにしていません。過去2週間でSu-24のほか、39N6「カスタ2E2」や48IA6-K1「ポドレット」などのレーダーシステム、無人機「オリオン」、ウラル軍用トラック、貨物列車を攻撃したとしています。

 ウクライナ軍は、クリミア半島に展開しているロシア軍の防空システムやレーダー、戦闘機などを狙って攻撃を繰り返しています。

【画像】ロシア軍のSu-24戦闘爆撃機が破壊される瞬間

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