「道の駅」での車中泊“OKかNGか?” 実は微妙な“グレーゾーン”謎理論の正体とは 堂々と泊まれる「唯一の解決策」あります!
ドライブの休憩に欠かせない「道の駅」。夜になると車中泊をしているクルマも見かけますが、実は「宿泊」は原則禁止とされています。一体どこからがNGで、どこまでなら許されるのでしょうか。
堂々と泊まれる「RVパーク」という選択肢
それが、「RVパーク」と呼ばれる施設の活用です。
RVパークとは、日本RV協会などが認定する“快適に安心して車中泊が出来る場所”のことです。
ここでは、「宿泊」が公認されています。料金の相場は1泊2000円から3000円程度かかりますが、そのぶん電源設備が使えたり、ゴミ処理を引き受けてくれたりと、設備が充実しているのが特徴です。
最近では、道の駅にこのRVパークが併設されるケースも増えています。
たとえば、福岡県の「道の駅 むなかた」や山梨県の「道の駅 南きよさと」などでは、敷地内にRVパークが整備されており、利用料を支払えば堂々と車中泊を楽しむことができます。
また、山口県の「道の駅 阿武町」のように、温泉施設とともに車中泊ユーザーを歓迎している場所もあります。
こうした施設を利用すれば、「ここは泊まっていいのかな」と不安になることもなく、地域にお金を落とすことで歓迎される存在になれるのです。
最後に、道の駅やRVパークを利用する際に守るべき“最低限のマナー3箇条”を紹介しましょう。
1つ目はエンジン停止(アイドリングストップ)で、騒音や排ガスで周囲に迷惑をかけないこと。2つ目はゴミは持ち帰ることで、家庭ゴミなどを施設のゴミ箱に捨ててはいけません(有料引き取りがある場合を除く)。そして3つ目は長期滞在しないことです。これは、道の駅はあくまで一時的な休憩場所であり、キャンプ場ではないからです。
道の駅は、あくまで「来場者みんなの場所」です。マナーを守ってスマートに利用することが、これからも便利な施設を使い続けるための条件であることは間違いありません。





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