広島空港至近で「車も人もいない超巨大な“赤いナゾの橋”」を見ました。なんの役割があるのでしょうか?→実はスゴいその機能

広島の市街地から広島空港に向かい、いよいよ空港へ到着かというとき「赤く巨大な橋」のような構造物が設置されています。その橋脚の高さは約60m、長さは786mにもなりますが、その上に車両や人の姿はありません。この橋のような構造体はなんなのでしょうか。

800m近い長さ

 広島の市街地から広島空港に向かい、いよいよ空港へ到着かというとき「赤く巨大な橋」のような構造物が設置されています。その橋脚の高さは約60m、長さは786mにもなりますが、その上に車両や人の姿はありません。この橋のような構造体はなんなのでしょうか。

Large 20260104 01
広島空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 結論からいうとこれは広島空港に着陸進入をするための経路を示し、進入方向や高さ、滑走路末端からの距離などの情報を与える「進入灯」で、滑走路の延長線上に設置されています。進入灯自体は、国内の多くの空港で装備されており、決して珍しい設備ではありませんが、広島空港の滑走路の西側では国内では珍しい「橋」スタイルのものが導入されているというわけです。

 これは広島空港は険しい山を切り崩して整備された空港であることから、このスタイルの進入灯を導入することとなったわけです。

 なお、広島空港に設置されているこの「橋型の進入灯」は、国内他空港のものと比べて、精度が高い航空機誘導装置が搭載されているのが特徴です。同空港のレベルは、滑走路上の視程(視認距離)が100mあれば、自動操縦で着陸できる「ILS カテゴリーIII」に認定されているため、霧などの悪天候による視界不良時にも、安全に着陸ができます。

 これは広島空港が、霧が発生しやすい立地条件を持ち合わせているから設置されたもので、悪天候下の欠航率を大きく下げることに寄与しています。なお、「ILS カテゴリーIII」は国内空港では成田、熊本、釧路など、ごく限られた空港にしか備わっていない設備です。

【写真】これが「広島空港の謎の赤い巨大橋」全貌です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス