「LCCの機内食」実際どうなの?→食べてみたらド肝抜かれた!! ジェットスターの知られざる「FSC涙目の激ウマメシ」に驚愕

LCCでは、機内食が“課金制”であることがスタンダードであるため、あまり一般的には馴染みがありません。そこで試しに「ジェットスター・ジャパン」便で機内食を食べてみたところ、想像を遥かに超えてきました。

「小さいけどスゴいハンバーグカレー」に驚愕

 続いて「ハンバーグカレー」ですが、横15cm、縦10cmほどの紙箱に入っており、第1印象は小さいな……といったものでした。箱を開けてみると、同社のロゴマークをイメージしてか、オレンジ色の星型に切られた人参が乗せられたご飯と、しっかりとしたハンバーグとブロッコリーが入ったカレーが姿を現します。一見では、主役がカレーなのかハンバーグなのかわからない、筆者好みのビジュアルです。

Large 20251230 01
ジェットスター・ジャパンの機内食「ハンバーグカレー」(グルメ満二郎撮影)。

 ハンバーグはかなり肉感を感じるもので、臭みなども少なめです。味付けもしっかりとしており、玉ねぎ由来と思われる甘みを感じます。予想よりも数段上のクオリティで、少なくともこれまで経験した「エコノミークラス機内食のハンバーグ」と比べても、頭一つ抜けているかも……と思ってしまいました。もし地上のこのハンバーグとライス食べ放題のレストランがあれば、おそらく筆者は週1で通ってしまうハズです。

 そしてカレーですが、ファーストインプレッションは甘めかな……と思わせといて、後半にピリッと来るテイストのもの。コクやスパイス感もあり、機内食というよりも、ホテルや専門チェーン店っぽい方向性の味と感じました。航空会社のカレーのなかには、万人受けを狙いすぎたのかスパイス感もエッジも不足したカレーが出ることもあります。それに比べるとかなり本格派の部類に入るでしょう。このカレーなら、正直ご飯1kgは余裕ですね。

 ジェットスター・ジャパンの機内食、正直ナメてました。感動しました。筆者の舌には、これまで食べた一部のフルサービスキャリアのエコノミー機内食よりもおいしく感じました。ただ一つ残念だったのは量です。クオリティはスゴいですが、機内食としてはかなり少なめではあります。もっと食べたかった……。

 今回は到着地で昼から食べまくる予定だったのである意味「ウォーミングアップ」であったことに救われました。普段なら10個はイケちゃいそうですが、そんなに頼んだら客室乗務員さんや他のお客さんに”生暖かい目線”を浴びることは間違いないので、これからも節度を持って1つだけで我慢しようと思います。

 ジェットスター・ジャパンに今後乗られる予定のある方は、もし迷われているなら、思い切って機内食のカレーを頼むことをお勧めします。

【写真】えっ…これが「LCCの機内食」驚愕の中身です

グルメ満二郎のまんぷく紀行

Writer:

駅や空港などでB級グルメを探すのをライフワークとしている。好きな言葉は「ニンニクアブラ」。

最新記事

コメント