筑豊本線の若松駅がリニューアルへ 歴史と未来を「色」で表現 JR九州
かつて石炭の積み出し拠点だった筑豊本線の若松駅が、その歴史を「黒」で、未来を「白」で表したデザインにリニューアルされます。
いまは次世代型車両の発着駅
JR九州が、北九州市若松区の筑豊本線(若松線)・若松駅をリニューアルし、2017年3月にオープンする予定です。
海に面した若松駅はかつて、福岡県筑豊地域などから貨物列車で運ばれてくる石炭の積み出し拠点で、貨物取扱量が日本一多い駅でした。現在は、ディーゼルカーに代わる次世代の車両として2016年10月に運転を開始した蓄電池式の819系電車「DENCHA」の発着駅でもあります。
その歴史と未来を反映すべく「過去から現在、未来へとつながる駅」をコンセプトとして駅をリニューアル。駅舎外壁は石炭をモチーフにした黒を基調に塗装し、駅舎内は「近未来の駅」を思わせる白を基調としたデザインとされます。
JR九州は、「これまでの輝かしい歴史を刻み未来へとつながっていく駅へと生まれ変わります」としています。
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