「これ上るのかよ…!」 東京で最も“ヤバい急坂”1位はガチでヤバすぎる!? 都内の激坂10選 アニメ聖地に歴史の舞台も

東京都内には、23区内にも上るのに一苦労なキツイ坂、いわゆる「激坂」があります。上り下りどちらにも気を遣うような危ない坂もありますが、なかでも珠玉の激坂TOP10を地域別にご紹介します。

映画やCMにも採用された味のある「激坂」

・鳥尾坂(文京区)

 文京区関口3丁目9番付近に、傾斜20%の「鳥尾坂」があります。実はすぐ近くの西側に「鉄砲坂」という傾斜24%の有名な「激坂」がありますが、このかつて人力車や自転車が通りにくいという難点がありました。

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新宿区須賀町の寺町にある小さく短い「闇坂」(2025年、松田義人撮影)。

 その様子に心を痛めたのが付近に暮らす鳥尾小弥太という陸軍軍人・政治家でした。彼は資材を投じて通りやすい坂を開拓。後に「鳥尾坂」と呼ばれるようになったのが、この「激坂」です。

「鳥尾坂」は「鉄砲坂」よりも道幅が広く、さらに傾斜も約4%減りました。開拓年は不明ですが、付近に獨協中学校・高等学校や東京カテドラル聖マリア大聖堂があることも、開拓に踏み切った理由だったかもしれません。

・富士見坂(豊島区)

豊島区高田1丁目23付近にある「富士見坂」。坂の上は目白通り・不忍通りの分岐点付近で、坂の下は神田川方面へ下る「日無坂」とY字分岐するあたりにあります。都内には同名称の坂が無数にありますが、豊島区の「富士見坂」は傾斜25%。なかなかの急勾配です。

 名の由来は同名称の別の坂と同じく「富士山が見える坂田から」。ただし、高度成長期を経て建築物が濫立したこともあり、現代では富士山は眺めることはできないとも言われています。ただし、味のある景観の坂でもあり、アニメ映画『時をかける少女』のモチーフになったほか、「日無坂」とY字分岐する付近は「シーチキン食堂」のコマーシャルにも採用されました。

・のぞき坂(豊島区)

 豊島区高田2丁目17番付近にある「のぞき坂」。その傾斜は23%ながらも「坂上から坂下が見えにくいほどの急勾配であることから『坂下を覗き込まないと見えない』」という由来で、この名に。また、豊島区の公式では別名として「胸突坂」とも紹介されています。前述の文京区の「胸突坂」の表示にあった「急な坂には江戸の人がよくつけた名前である」の一つでしょう。

 また、「のぞき坂」は都内指折りの「激坂」であるものの、その眺望にはやはり味があり、こちらもまたアニメ映画『天気の子』に登場したことでも知られています。

・闇坂(新宿区)

 四谷三丁目から信濃町までの間にある新宿区須賀町。松厳寺、永心寺といった寺がある静かな寺町ですが、ここに小さく短いながらも傾斜23%の「激坂」があります。その名は「闇坂(くらやみざか)」。松厳寺、永心寺の間に通る「闇坂」付近は、かつて樹林が広がり木々が覆い茂って日中でも暗く感じられたため、この名になったと言われています。

 なお、俗称として寺院付近に物乞いが集まることから「乞食坂」という呼称があるほか、松厳寺の俗称「茶の木寺」にちなんで「茶の木坂」と呼ばれることもあるようです。

【見るだけで息が切れそう…!】都内にある珠玉の激坂を写真で(画像)

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