「はとバスのガイドの…」名前を聞いて「えーーっ!!」 まさかの本名 繰り出すスゴい話術

東京観光の定番「はとバス」。そのツアーの魅力を支えるバスガイドの話術や所作には、参加者を楽しませるための様々な工夫が凝らされていました。同行取材で見えたプロの技を紹介します。

全然違う会社のバスに乗り込んだ「はとバスのガイドさん」

 東京観光を手軽に楽しめるのが、黄色いバスでおなじみの「はとバス」のツアーです。東京駅丸の内南口には多くのバスが並び、東京タワーや浅草寺、お台場などの幅広い方面への定期観光バスが出発していきます。

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黄色いバスが並ぶ東京都大田区のはとバス本社の車庫(大塚圭一郎撮影)

 ツアーに参加する大きな醍醐味が、先頭でマイクを持って途中の名所などを教えてくれるバスガイドさんの案内です。はとバスはバスガイド職を積極的に採用しており、2024年入社が24人、25年入社が21人、26年入社予定が10人となっています。

 筆者(大塚圭一郎:共同通信社経済部次長)は日本大学国際関係学部の矢嶋敏朗教授と鈴木和信教授が引率する校外学習に同行させていただき、はとバスの2024年入社のバスガイドさんが案内するバスに乗り込みました。すると、笑顔を交えながら明るい表情で聞き取りやすいように語りかける話術や、参加者に配慮した所作など「さすが」とうならされる場面の連続でした。

 ツアーは静岡県三島市の日本大学国際関係学部を出発して東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルを訪れた後、東京都大田区のはとバス本社を訪問、横浜市の中華街に立ち寄って大学に戻る行程でした。筆者は東急ホテルからはとバス本社まで参加しました。

 東急ホテル地下1階の出入り口に横付けされていたのは、伊豆箱根バス(静岡県三島市)の日野自動車の大型バス「セレガ ハイデッカ」でした。西武グループらしく白い車体に青と赤、緑のラインが入った「ライオンズカラー」ですが、乗降口の隣でほほえんでいたのはなんと、はとバスの制服を着たバスガイドさんです。

 この日は伊豆箱根バスの運転手さんが自社のバスのハンドルを握りつつ、東急ホテルからはとバス本社までは、はとバスのガイドさんが案内する「夢のコラボレーション」が実現したのです。これは日本旅行社員時代に特別仕様の観光バスを使って「日本一周バスの旅」を企画した経験を持ち、自身もバス愛好家である矢嶋教授が仕掛けた“演出”でした。

【マジで同姓同名!?】はとバスガイドの「毛利」さん(写真15枚)

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