「忍者」ゆかりの草津線を走る「SHINOBI-TRAIN」デザイン決定 2017年2月に初運行
JR草津線を走るラッピングトレイン「SHINOBI-TRAIN」のデザインが決定。2017年2月に、まずツアーの貸切列車として運行されます。
黒ベースの車体に決定
滋賀県および同県草津市、栗東市、甲賀市、湖南市、日野町、三重県伊賀市で組織する「JR草津線利用促進プロジェクトチーム」は2016年12月27日(火)、JR草津線で運行されるラッピングトレイン「SHINOBI-TRAIN」のデザインが決定したと発表しました。
草津線は草津市の草津駅と伊賀市の柘植駅を結ぶ36.7kmの路線。沿線にはいわゆる「甲賀忍者」「伊賀忍者」の根拠地があったことから、「忍者」による町おこしなどが行われています。
プロジェクトチームは2016年10月からおよそ1か月にわたり「『SHINOBI-TRAIN』デザイン草(そう)選挙」を沿線地域や台湾など11か所のイベントなどで実施。2019人が投票しました。
車体色やデザインの異なる6種類のなかから最多の581票を獲得したのは、黒ベースの車体で、忍者のシルエットに流線模様が施されたデザインです。なお草津市によると、滋賀県内のJR線にフルラッピングを施した電車が走るのは初めてといいます。
「SHINOBI-TRAIN」の運行を記念し、この列車を定期運行前にいち早く楽しめる日帰りツアーを日本旅行草津支店が企画。実施日は2017年2月25日(土)、旅行代金は2220(にんにんにんまる)円です(子供半額)。ツアーでは記念乗車券やグッズの配布、「忍者」による検札などが予定されています。
【了】
敵国に諜報のために忍者を送り込むことを「草を放つ」と言ったそうで
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