消えた「魔の*交差点」その後どうなった? 国道6号につながった水戸の“大環状線” 整備効果が明らかに

茨城県の水戸土木事務所が、都市計画道路「中大野中河内線バイパス」酒門工区の事業効果を公表しました。この道路、実は壮大な“環状道路”の一部です。

魔の「*交差点」が消滅!

 2026年1月9日、茨城県の水戸土木事務所は2025年に開通した都市計画道路「中大野中河内線(なかおおのなかがち)バイパス」酒門工区の事業効果を公表しました。

Large 20260115 01

拡大画像

2025年2月に開通した「中大野中河内線」の延伸部(画像:水戸土木事務所)

 中大野中河内線バイパスは、水戸駅の南側の市街地を東西に横断する形で計画されている総延長16kmの4車線道路です。2022年までに約2.5kmが整備されたほか、2025年2月4日には、さらに東へ200m延伸されました。これにより、同バイパスは国道6号を越えた先の市道まで通行可能となり、また延伸区間と国道6号が交わる部分には新たな交差点が設置されました。

 国道6号との交点の南側には、従来からある「酒門六差路」交差点が位置しています。酒門六差路はこれまで、国道6号に2つの県道が交わる「*」のような形状をしており、交通の流れの複雑さから、慢性的な渋滞ポイントとなっていました。

 しかし新バイパス区間の開通に伴い、酒門六差路に交わる県道のうち、「下入野水戸線」は、両側で車両の通り抜けが不可に(歩行者・自転車等は可)。従来のルートはバイパス経由に転換となり、酒門六差路は一般的な“四差路”へと変更されました。

 水戸土木事務所によると、バイパス延伸と交差点の通行変更によって、交通の混雑が緩和され、緊急輸送道路としての機能が強化されたとのこと。また、下入野水戸線側の車両通行をバイパスへ移したことにより、通学路の安全性も向上したと説明しています。

 なお中大野中河内線バイパスは、水戸・ひたちなか・那珂の3市をぐるりと一周する「水戸勝田環状道路」の一部に位置付けられています。この環状道路は2026年1月現在、特に水戸市内で細切れに開通している状況。全体像がはっきり見えてくるのは当分先となる見通しです。

【バイパス延伸でスッキリ変化!】これが旧「*交差点」です(地図・写真で見る)

最新記事

コメント