「大間マグロ=黒いダイヤモンド」なぜ? 行って分かった5億超の価値の秘密… 凄さは“知名度”だけじゃない

1月5日、東京の豊洲市場において新年の風物詩ともいえるマグロの初競りが行なわれ、青森県大間産のクロマグロに5億1030万円という史上最高値が付いて大きな話題を呼びました。

地元で本場を楽しめるのはここ!

「大間マグロ」をもし実際に食べたいと思ったらどうすればいいでしょうか? 2026年現在、最良の方法としてオススメしたいのが、実際に大間町を訪れて地元で食べることです。

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「民宿海翁」の夕食に出されたマグロ小鉢(別料金)。マグロは地元で採れた「大間マグロ」。夏場だったため、味は薄味でサッパリした感じだった。夏と冬で味に変化があるという(布留川 司撮影)

 2000年以前の「大間マグロ」がブランド化する以前は、ここで獲れたマグロは地元では殆ど流通することはありませんでした。しかし、地元でのマグロを中心にした観光業が盛り上がると、大間崎周辺が観光地され、そこでの飲食店での提供や食材としての販売が行なわれるようになります。

 また、町内にはいくつかの民宿が営業しており、別料金にはなりますがシーズン中は地元で獲れたマグロ料理を楽しむことができます。筆者が今回の取材で大間町を訪れた際は、「民宿海翁」という宿を利用しましたが、ここでは通常の夕食にマグロ小鉢かマグロ御前を追加することができ、食材は地元の懇意にしている魚屋から仕入れているとのことでした。マグロといつもより多めにおかわりした白米を満喫して、満腹状態でそのまま宿で眠るのは、グルメ体験と観光がミックスされた極上な体験といえるでしょう。

 大間でのマグロ漁のシーズンは8月~1月の間とされ、特に脂が乗って美味しくなるのは10月以降となります。これから大間行きを検討するのであれば、今年の秋以降に検討するといいかもしれません、また、夏頃のマグロもやや薄味気味なのが好きという人も多く、お盆時期の観光を計画するのもいいかもしれません。

 初競りの億単位の価格で注目される大間マグロですが、地元を訪れてみると、その裏側にある味へのこだわりと地道な取り組みが、このブランドを支えていることが分かることでしょう。

【マグロでっか!】これが、冷凍せずに出荷される「大間のまぐろ」です(画像)

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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