ナローゲージの車内で「年金相談」 月イチ定期運行 三岐鉄道

三重県を走る三岐鉄道北勢線の電車内で、社労士による年金相談が行われています。

ひとり15分まで 相談無料

 西桑名駅(三重県桑名市)と阿下喜駅(同・いなべ市)のあいだ20.4kmを結ぶ三岐鉄道北勢線。この路線は軌間(レールの幅)がJR在来線などの1067mmよりも一回り狭く、日本でも数少ない762mmの「ナローゲージ」路線として鉄道ファンのあいだで知られています。

 そんな北勢線で、社会保険労務士が乗り込み、乗客の年金相談に無料で応じる「年金相談列車」が運行されています。

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「年金相談列車」のチラシ。ロングシートの前に机が置かれ、社労士が年金相談に応じる(画像出典:三岐鉄道)。

 相談に応じるのは、三岐鉄道の元社員である、もりおか社労士事務所(三重県津市)の森岡 真さん。20年ほど勤めた三岐鉄道に恩返ししたいという思いから、2013年に列車での年金相談を始め、現在は月1回実施しています。

 2017年1月は22日(日)、2月は19日(日)に実施。両日とも午後に運行される4本の列車内において、予約不要の先着順で行われます。相談はひとり15分までで無料ですが、乗車券は必要。三岐鉄道は「三岐鉄道 乗り放題パス」(大人1100円)の利用を勧めています。

【了】

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