スムーズな乗降を実現 新型8000形2両編成を朝晩中心に追加投入 鹿島臨海鉄道
鹿島臨海鉄道が新型8000形ディーゼルカー2両を追加投入。朝や晩を中心に、2両連結で運転します。
従来車両より定員、ドア数ともに増
鹿島臨海鉄道は2017年1月7日(土)から、新型車両の8000形ディーゼルカーを2両導入します。
この8000形は2016年3月から1両が、すでに営業運転を行っています。外観は、鹿島臨海鉄道によると、鹿島灘の海と空をブルーで、砂浜と大地をブラウンで、地域に支えられ発展していく大洗鹿島線をレッドでそれぞれ表現。車内は全席がレールの向きと同じロングシートとされ、定員が従来車両より15人増の135人に、ドアも片側3か所ずつになります。床の高さも乗り降りしやすいよう、従来より低くされました。
現在の主力車両である6000形ディーゼルカーは、枕木と同じ方向の2人掛けシートが並んでおり、ドアは片側2か所ずつ。このことから、新型車両は混雑緩和とスムーズな乗降が図られ、列車の定時運行につなげられるとしています。
新たに導入される2両は、連結した形で朝晩の通勤・通学時間帯を中心に投入されます。基本的には、午前は上りの水戸行き2本と下りの大洗行き2本が、午後は下りの鹿島神宮行き3本と上りの水戸行き3本が、それぞれ8000形で運転される予定です。
【了】
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